国内旅行にはやっぱり「現金」を忘れてはいけない

bymuratdeniz/iStock

2泊3日で札幌に来ています。昨日は友人の小野悠介さんのロゼシャンパンの会に誘っていただきました。1年かけて集めたという素晴らしい6本のラインアップ(写真)を7人で堪能しました。

更に、お言葉に甘えて札幌の頂点と言われる予約の取れないお寿司屋さんまで予約してもらいました。2日連続でグルメ三昧です。

北海道に限らず最近は国内の各地に出かけることが多くなり、旅行の準備も近所に飲みに行くくらい気軽な感じでやっています。今回も3日分の下着などの着替えとパソコン、それに洗面用具とサプリなどを10分ほどでサクッとスーツケースに放り込んで出かけました。

しかし家を出て、重大なことに気が付きました。何と現金を1円も持ってこなかったのです。

私は携帯にPASMOのアプリが入っていて、携帯ケースにクレジットカードを3枚だけ入れています。いつもは現金も数万円挟んでおくのですが、たまたま全部使ってしまい補給するのを忘れていました。

飛行機の時間もギリギリだったので引き返す訳にもいかず、ノーキャッシュでそのまま出かけることにしました。

羽田空港まではPASMOを使って問題なく行けましたし、空港のラウンジに持ち込んで食べたお弁当もクレジットカードでOK。フライトはJALカードのタッチ&ゴー、そして千歳空港から札幌駅までもPASMOでクリア。札幌駅からホテルまではタクシーでしたが、乗る前にクレジットカードが使えるか確認してから乗りました。

ホテルはマリオットのポイント宿泊なので、名前だけ言って顔パス。クレジットカードの提示さえ必要ありませんでした。

と、ここまでは問題ありませんでした。

しかし、シャンパン会の会費の支払いが現金であることをすっかり忘れていました。お店に負担をかけないようにするためにクレジットカードではなくニコニコ現金払いにしていたのです。

結局、お店の支払いは主催者の悠介さんに立替てもらうことになってしまいました。

札幌は日本の各地の中では比較的クレジットカードが使える街です。タクシーもほとんどがクレジットカード対応になっていました。

それでも、街中のラーメン店や居酒屋などは現金オンリーというお店も多いのです。現金が無いと、ランチのお店の選択肢も限られてしまいます。

次回の旅行から「現金」も忘れものリストに入れておかなければ、と反省の旅でした。


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2024年4月13日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。