顔筋だけではなく喉筋トレーニングも老化防止に有効な方法

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人が年齢の割に老けて見えたり、若く見えたりするのは、その人の年齢を判断するいくつかの材料があるからだと思います。

例えば、白髪の人は黒髪の人より老けて見えますし、シワが多い人は、シワの少ない人よりも老けて見えます。

他にも、髪の毛の量や、眉毛の形、目の下のクマやたるみも判断材料です。

そして、意外に男性が気がつかないのが首まわりです。首の筋肉もトレーニングをしないとたるんでしまい見た目が老けてしまいます。

私は年齢の割に若く見られることが多いのですが、自分なりに努力もしています。

まず激しい有酸素運動は避けてウォーキングと筋トレで運動を続けています。また、食生活に気を配り白米を中心とした和食の食生活を心がけています。また、ヘアサロンにマメに出かけて、身だしなみにも気を遣っています。

そして定期的に続けているのが顔筋トレーニングです。

これは、普段使わない顔の筋肉を意識的に動かすことで、顔のたるみを防止して、目を大きく見せ、歪んだ表情を改善するものです。

最近、顔筋トレーニングに加え、新たに喉の声帯部の筋肉を鍛えるトレーニングをやってもらいました(写真)。これは首まわりの見た目を改善することにつながります。

しかも、喉の声帯部の筋肉の大切さは、外からの見た目の問題だけではありません。喉の筋肉が衰えると、飲み込む機能(嚥下機能)や咳をする力が弱くなります。

その結果、口腔内の細菌、食べかす、逆流した胃液などが誤って気管に入りやすくなる誤嚥性肺炎の原因になってしまうのです。

飲み込む力が弱ってしまうと美味しいものを美味しく食べられなくなってしまいます。

健康で豊かな食生活を長期間にわたって続けるためには、この喉の筋肉トレーニングをやるのが良いと思いました。

そしてこのトレーニングで首や喉の筋肉の正しい使い方を習得すると、日常生活でもそれを意識できるようになり、さらに効果的です。

当たり前のことですが、使わない筋肉は気が付ないうちにどんどん退化していきます。長年の習慣で使われていない筋肉を意識的に動かすことが加齢に対抗する有益な手段です。

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編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2024年4月29日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。