ゴールデンウィークなのに意外に空いていた京都

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日本はゴールデンウィークで観光地での混雑が予想されています。この時期は自宅にこもってというのが例年のパターンでしたが、どうしても行きたいイベントがあって京都に日帰りで出かけました。

京都駅は混雑はしていましたが、紅葉シーズンのようにタクシーが捕まらないといったことは無く、数分並んですぐに乗ることができました。

往復の新幹線ものぞみは全席指定でしたが、空席が結構あって直前の時間変更でも座席を押さえることができました。

覚悟していた混雑に巻き込まれなかったのは、ゴールデンウィークとはいえ出かけたのが休日の狭間の平日だったからかもしれません。京都駅でもゴールデンウィークに関係ない外国人の団体客はたくさん見かけましたが、日本人の家族連れは少なかったように思います。

また、今回は清水寺、金閣寺といった人気の観光地には近づかないようにしました。有名観光地はもしかしたら大混雑だったのかもしれません。

更に食事の場所も夕食難民にならないようにすべて予約して出かけました。夕食のお店は地元の有名店で、店頭にたくさんの人が並んでいましたが、予約しておいたので待つことなくスムースに入ることができました。

帰り道はタクシーがなかなか捕まらなかったので、地下鉄に乗って京都駅まで行くことにしました。地下鉄もナゼか乗客の数は少なく、外国人観光客の数もまばらでした。

できる限り混雑を避けようと、行く前からあれこれ準備をして行ってきましたが、混雑は思ったほどではなく拍子抜けでした。

もしかすると天気も良く、休みが続く5月3日からの連休には日本人観光客がドッと繰り出すのかもしれません。

人の裏をかいて行動しようといつも考えていますが、集団行動のパターンを予想するのはやはり難しいものです。


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2024年5月2日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。