ハワイ旅行ではなく「ハワイ生活」するのが良い

インナーサークル資産設計実践会のハワイスタディツアーが終了してから、しばらくハワイのワイキキにあるモアナサーフライダーに滞在しています。

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たまたま同じタイミングでハワイに来ている銀行勤務時代の友人夫婦と連絡が取れ、ランチを一緒にすることにしました。

私はハワイに来たのはまだ10回にも満たない初心者ですが、彼らば既に50回以上もリピートしている「ハワイの達人」です。

毎回レンタカーを借りて定宿にリーズナブルに長期宿泊しながらハワイを楽しんでいます。

ホテルに車で来てピックアップしてもらい、観光客が来ないローカルエリアにあるベトナム料理のお店に連れて行ってもらいました。生春巻きや揚げ春巻き、ベトナムカレー、フォーなどを注文して会計は1人4000円ほどとワイキキに比べると遥かにリーズナブルです。

その後もオアフ島をドライブしてもらい、夕方には日本にもあるホールセールクラブ量販店のコストコ(Costco)に一緒に行きました。彼らは毎日のように出かけて、食材などを調達しているそうです。

会員の同伴で入れてもらい、買い物をしました。

アメリカが日本より安くて充実しているのが医薬品やサプリメントです。規制でがんじがらめになっている国内よりかなり安価に様々なものが手に入ります。

しかも、コストコのプライベートブランド(KIRKLAND)の商品は更に割安です。

抗アレルギーの錠剤が365錠で10ドル(1600円)足らずで、一緒に買った銀杏の葉のサプリの価格と品揃えも圧倒的でした(写真)。他にも写真は載せていませんが日本では高価な毛髪系の薬も買ってみました。

買い物の後、夕食も一緒に食べることになり、コストコでワインとサラダ、ポキ、ハワイ風お寿司などを買い込んで、部屋に招いてもらいました。キッチンの付いた広くて綺麗なお部屋でワインを飲みながらゆっくりとディナーを楽しみました。テラスからの風と日暮れの風景は何とも素敵なものでした。

ワイキキの中心部で高価な外食をしなくても、東京にいる時と同じようにリーズナブルに過ごす方法を工夫して、楽しく時間を過ごしている。ここまで極めれば、ハワイは高いと嘆くことも無くなります。

やはりハワイは「旅行」に来るところではなく「生活」するように過ごす場所だと実感しました。


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2024年5月31日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。