イギリス下院(定数650)の総選挙が4日に行われ、労働党が圧勝する見込みです。BBCの出口調査によると、労働党は410議席を獲得し、2010年以来14年ぶりに政権を奪還することが確実な情勢です。
保守党は131議席にとどまり、戦後最少の議席数となる歴史的な惨敗となりそうです。
労働党のサー・キア・スターマー党首が次の首相になる見込みです。
それでも労働党の「歴史的大勝」とまでは位置づけられていないようです。
仕方なく労働党に入れた人が大量にいたというのが内実のようです。
スナク首相の政党運営の能力や選挙活動のセンスにも疑問符が投げかけられています。
保守党は大敗しましたが、イギリスの労働党は日本の労働政党とはかなり趣が違うようです。
ただし、労働党の経済対策への期待は薄いものにならざるを得ないかもしれません。
次期首相になるとみられる労働党のスターマー党首はちょっと頼りなさそうですが、イギリス国民の期待に応えられるでしょうか。
スターマー党首率いる労働党の政権運営に注目が集まります。