出口里佐です。
本日は、自由が丘駅界隈では最も美味しいのではないかと話題のカレー専門店、カレー スーパースターをご紹介します。
場所は、自由が丘駅から徒歩3分ほど、パリセヴェイユの向かいです。
先週木曜日の夜の部、18時開店直後に、ビルの2階にあるお店に、初めて夫と行きました。カウンター4席、テーブル8席のお店ですが、既に3名着席されていました。
平日の昼や、週末は、開店前から行列が出来るお店だそうです。何年も前から通っている夫は、何度も並んだことがあるそうです。
メニューは、シンプルに3種類。
- オリジナルチキンカレー(辛口)1300円
- キーマカレー(マイルド)1300円
- スラキチカレー(マイルド)1300円
この他、ダブルのせカレー(1500円)は、上記のうち2種を選ぶことが出来ます。
今回、夫はこれが一番美味いんだと、オリジナルチキンカレー、私はダブルのせカレー(初めての場合は、これがおすすめだよ、と夫)で、オリジナルチキンカレーとキーマカレーを選びました。
キャベツの浅漬けがついています。飲み物とほとんど同時に来ました。さっぱりした、ピクルスの様。
飲み物は、夫は、東京地ビールの東京ブルース(900円)、私はスパイスティー(アイスのみ、400円)。夫によると、東京ブルースは、黒ビールっぽい味だそうです。スパイスティーは夏にぴったりな爽やかなお味。
10分ほどで、カレーが登場!
横長のオーバルのカレーの深皿の真ん中にご飯が盛られ、私のダブルのせカレーは、右にオリジナルチキンカレー、左にキーマカレー。キーマカレーには、カスリメティというインド料理に必須の乾燥ハーブがトッピングされていました。
スプーンで先ずは右側からチキンカレーとご飯を一緒に。おお〜、辛い〜。でも、辛いだけでなく、クミン、コリアンダー、ガラムマサラなどのスパイスが香り高く、バランスよく混ざり合って、美味しい。チキンは、鳥取県の銘柄鶏、ジューシーで、平飼いのため肉質が良いと評判の、大山鶏を使っているそうで、柔らかで、旨味たっぷり。なるほど、夫がリピートする訳です。
左側、キーマカレーはマイルドとメニューにはあり、こちらも、じわじわと辛いのが来ますと食べログに書いてありましたが、私には最初から、これは辛口では?と思われました。しかし辛くても、美味しい。ネットで調べてみると、トッピングされているカスリメティは、タンパク質、ミネラル、ビタミンを含み、少量加えただけで、カレーだけでなく、ジャガイモや豆料理の風味が引き立つそう。今回初めて知ったハーブです。かなり、研究熱心で、マニアックなお店ですね。
夫は、オリジナルチキンカレーを、地ビールの東京ブルースとともに満足気に食べておりました。写真を撮るのを忘れてしまいましたが、こちらは、オーバルのお皿にご飯、別添えでカレーが大きなマグカップ的な入れ物で登場。
店内に流れる音楽は、ニール・ヤングっぽい、おそらく70年代くらいの洋楽が聴こえていました。女子やマダムの今風の自由が丘というよりは、学生時代にタイムスリップしたようで、ディープな感じ。不思議に落ち着きました。壁には、世界文化史年表という、興味深い感じの大きな紙が貼られていました。サンフランシスコの古い地図も。きっと、お店のご主人と何か関係あるのでしょう。
デザートもありました。自家製コーヒーゼリー(400円)は、甘さ控えめの粒あんと生クリームがトッピングされていました。辛いカレーの後に、ホッとする味です。
レジの近くに小さな招き猫がたくさん並んでいたり、お店の外には、タヌキの置き物がウエルカムしていて、ほのぼのした雰囲気です。接客してくださったのは、奥様でしょうか、とても感じが良くて、また伺いたいと思いました。
お店を出ると、4人くらいで歩いていた30代の男性グループのひとりが、道の反対側から、2階のこのお店を指差して、あのカレーのお店!と、いつも来ている感じで話していました。男性に特に人気のお店のようです。
スパイスが効いた、本格的なカレーが食べたくなったら、ぜひこのお店に来てみてください。
お支払いは現金のみ、営業時間は売り切れ次第終了だそうですので、ご注意くださいね。