9月の東京都区部の消費者物価指数は、前年同月と比べて2.0%上昇しましたが、8月の2.4%と比べて上昇のペースは緩やかになりました。しかし、お米の価格は49年ぶりの大幅な上昇を記録しました。
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とくにお米の値上げ幅は大きいものになっています。
現政権だけでなくはるか昔からの農政の失政の積み重ねではありますが米価が急激に高くなったのは間違いないようです。
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お米がなければパスタを食べればいいじゃないというアドバイスも見られます。
すでに余っているところとまだまだ供給不足のエリアがあるようです。逆にお米離れが進まないかと心配にもなってしまいます。
農家にとってはようやく価格転嫁が進むと安堵の声も聞こえてきます。
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今回のコメ不足が農家の生産コストを考える機会になるといいのですが。
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それでも値上げに怒る人もいます。石破茂新総裁と同様にいまだにデフレマインドがインフレマインドに切り替わっていない人はまだまだ多いようです。
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日本の農業保護は欧米のように農家に直接支払いを行う形ではなく、農協(JA)が推進してきた価格維持の仕組みが長年の構造的な問題となって農家の負担を大きなものにしています。
農政による誤った保護の仕方がコメ農家を疲弊させていますが問題の所在すら周知されているとは言い難いものがあります。
日本人が気軽にお米が食べられなくなる日が来ないといいのですが・・・。