与党で過半数を割りそうな形勢になり、自民・公明の反撃が激化しています。「後期高齢者の医療費が9割引きになっているのはおかしい。全世代で3割負担にすべきだ」という維新の政策に自公が反撃し、立民・共産がこれに加勢して世代間戦争になっています。
石破首相は「維新の社会保障制度改革案では高齢者の負担が増す」と維新の「一律3割負担」という公約を批判。
維新攻撃の急先鋒が大阪で激突する公明党。「維新は高齢者を切り捨てる」と激しく攻撃しています。
来年から後期高齢者になる団塊の世代を基盤とする立民党も参戦。
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党員の平均年齢が70歳といわれる共産党も3割負担反対です。
高齢者を読者とする産経新聞も3割負担を攻撃。
今ごろ「おま老」(おまえも老人になるんだから負担率を増やすと損する)を主張する公明党の御用学者もいます。
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維新は反撃するも、高齢者の反発に腰がふらついているようです。
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これは維新の打ち出し方もよくなかった。現役世代の健康保険料の4割が老人医療に「仕送り」されている現実をもっと訴えるべきでしょう。
与党が過半数を割って連立政権になるかもしれないチャンスに、維新が議席を減らすという予想が出ているのは残念です。馬場執行部の力量にも問題がありますが、生煮えの公約を党員がよく理解していないようです。