老化は体と顔に出る

lielos/iStock

還暦になり、同世代の人たちを見ていると、自然年齢とは異なる見た目の個人差が大きくなっていることに気がつきます。

年齢を重ねていった時に、見た目の年齢を決める大きな要因が体型と顔つきです。

太りすぎでお腹が出ていたり、猫背で姿勢が悪かったりすると、どうしても老けて見られてしまいます。

逆にスリムで姿勢が良く、筋肉質の体型を維持していれば、年齢よりも若く見られます。

私は、ウォーキングで有酸素運動を行い、体重の増減を毎日モニタリングしてアプリに記録しています。また、定期的なパーソナルトレーニングで筋力の維持向上を図っています。筋力をアップさせれば基礎代謝が上がり、太りにくい体質になります。

運動しないでダイエットばかりやっている人がリバウンドしやすいのは、体重減少で筋肉も一緒に落ちてしまい、基礎代謝が下がってしまうからです。人間には環境対応能力がありますから、食事を絞っているとそのうちに体が省エネモードになり痩せにくく太りやすい体質に変わります。

顔つきについては、体の筋トレと同じように「顔筋トレーニング」を続けています。これは普段使っていない顔の筋肉を意識的に動かす練習をすることです。

表参道のKTYに2年以上通っていますが、毎回撮影をしてもらっています(写真)。その経過を見ると、年々少しずつ若返っているように見えます。

肌の質感の問題もありますが、やはり年齢とともに顔の筋肉が落ち、たるんでいくから老け顔に見えるようになるのです。それに抗うには、顔にも定期的な筋肉トレーニングをすることです。

このトレーニングの良いところは、1回やっただけで成果がすぐに出ることです。筋トレは数ヶ月かからないと変化が見えませんが、顔筋トレーニングを1回やるとその場で効果を実感できます。即効性があるのです。

もちろん続けなければまた元に戻ってしまいますから、定期的な継続が重要です。といっても筋トレのように週に何回もやる必要はなく、最初に集中的にやって、その後は2ヶ月に1回でも充分です。

今まで私のブログを読んで顔筋トレーニングを始める人がたくさんいましたが、皆さんその効果を実感してくれています。ご興味ある方はこちらから直接問い合わせて、まずは一度体験してみてください。

どうせやるなら若いうちにやった方が効果的ですし、その効果を長く得られます。誰にとっても共通すること。それは「一番若いのは今」だということです。


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2024年10月26日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。