首脳会議の歓迎行事で石破首相が座ったまま握手し挨拶したことがマナーとしてどうなのかと疑問視されています。毎日新聞は元駐米大使で早稲田大学の杉山晋輔特命教授のコメントを引用し「会議がスタートする前のことなので外交儀礼上は問題ない。開始を告げるベルが鳴る直前に各国の首脳が急いであいさつに来ることはよくある」と石破首相を擁護する論陣を張りました。
石破首相は、政治家として常に上座に座る立場であったため所作について注意を受ける機会がなかったのかもしれませんがそれが言い訳になるとも思えません。
安倍首相を見習えという声も。
マナーうんぬんではなく積極的に関係性を築こうとしてない態度がよくないという指摘も。
石破首相は、15日(日本時間16日)に行われた日中首脳会談の際に、習近平国家主席が右手を差し出して握手を求めたのに対し、石破首相が両手で握り返す様子が報じられました。池上彰氏は「外交の場では通常、右手で握手をするのが慣例であり、石破首相の両手での握手は不適切だった」と指摘しました。
石破首相の癖である腕組みも今さらながら問題視されています。
一方で、失礼ではないという意見も見られます。
さらにひねった見方も現れました。毎日新聞が擁護したことで議論が錯綜してしまいました。
他方、イタリア・メローニ首相には格の違いというか人間としての差を見せつけられてしまいました。
石破首相に批判が向いているうちに日本外交や政治がおかしなことにならなければいいのですが。