フジテレビのCMを停止した企業が75社に達し、ACジャパンの公共広告に差し替えられたCMは350本を超えているそうです。
日産自動車や花王、セブン&アイ・ホールディングスなどの大手企業は、18日以降、自社CMを公益社団法人ACジャパンの広告に差し替える措置を講じています。
一方、フジテレビの港浩一社長は17日の記者会見で、第三者の弁護士を中心とする調査委員会を設置する方針を示しました。しかし、トヨタやイオンなどの企業からは説明が不十分だと指摘されており、企業側の理解が十分に得られていない状況です。
この問題に対する調査結果や今後の対応次第では、フジテレビの経営に大きな影響が及ぶ可能性があります。
頻繁に「決めつけ刑事」という番組が高頻度で放送されており、これになにか含意があるのではと視聴者の間で憶測を呼んでいます。
なかやまきんに君らも活躍しています。
企業の対応は規模や立場によって異なっているようです。
一部では、フジテレビのCMがACジャパンの広告に差し替わったことにより「皮肉な結果」と受け取る声もあります。ACジャパンの役員にはサントリー、電通、フジテレビや朝日新聞の幹部、さらに経団連の幹部が名を連ねており、本質的な変化がないのではないかとの批判も見られます。
ACジャパンのCMが流れても、広告費はそのままテレビ局に入る仕組みになっています。
ただし、3月の特番や4月からの広告枠が売れない場合、減収の可能性があります。
フジテレビはこの困難な状況を乗り越えることができるのでしょうか。
ただし、さしあたって倒産の心配はないようです。