投資でマネをしてはいけない「3つのタイプの人たち」

wakashi1515/iStock

投資を始めたものの、なかなかうまくいかないと悩んでいる人は意外に多いものです。その理由は、マネをしてはいけない人と同じことをやっているからです。

例えば、SNSに登場する「投資の素人」のいうことを鵜呑みにしている人がいます。

「S&P 500のインデックスファンドに集中」
「ビットコインを全力買い」

といった極端な集中投資は、リスクの取りすぎで下落時の損失に耐えられなくなり、長期で投資を続けることができない可能性が高いのです。

株式市場も堅調な動きが続いていますが、この状態が持続するとは限りません。下げ相場を経験したことのない人たちの投資のセオリーを無視した一見わかりやすいこのような手法を真似てはいけません。

また、株式投資で100億円を叩き出したというような高い運用成果を出している「スーパースター投資家」のやり方も参考にはなりません。

なぜなら彼らのやり方には再現性がないからです。結果が出ているわけですから、投資手法としては優れたものである事は間違いありません。ただ、ほとんどの投資家には同じことはできないのです。

これは大谷翔平選手の野球の技術を再現しようと思っても、一般人には不可能なのと同じことです。

さらに「投資評論家」の意見も参考にはなりません。テレビや経済誌などでコメントを掲載している金融機関などのストラテジストやエコノミストと呼ばれる人たちは、自分のお金ではリスクを取らず、後講釈で説明するのが上手な人たちです。

手前味噌になりますが、資産デザイン研究所が10年前から主催し、今回で第20回目の開催となる世界の資産運用フェアでは、誰でも実践できる再現性の高い長期の資産運用の具体的な方法を情報提供しています。

投資に基づくオーソドックスなお金の増やし方を学びたい方はぜひご参加ください。S席、A席は満席となりましたが、B席とオンライン参加(無料)は引き続き募集中です。


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2025年2月11日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。