みずほ銀行の貸金庫から顧客の資産が盗まれていた疑いがあることが明らかになりました。関係者によると、数年前に発覚し、被害者には一定の対応が行われたものの、同銀行はこの件を公表していません。また、行員が関与している可能性も指摘されています。
この問題は、昨年発覚した三菱UFJ銀行の貸金庫窃盗事件に続くものであり、銀行業界全体の信頼低下が懸念されています。
みずほ銀行HPより
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三菱UFJ銀行に続き、みずほ銀行でも「貸金庫窃盗」が発覚しました。
貸金庫の窃盗は三菱UFJ銀行だけではありませんでした。
全国銀行協会は、三菱UFJ銀行の事件発覚後、会員行に貸金庫の管理態勢の点検を要請しました。三一連の事件を受けて、銀行業界では貸金庫管理の厳格化が進められていますが、貸金庫ビジネスそのものの意義も改めて問われることになりそうです。
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みずほ銀行はもともと問題が多い銀行として知られていたので今回の発覚に驚きはないようです。
政府もこの問題に関心を寄せており、加藤勝信金融相は報道内容を認識しつつも、個別の事案についての言及を避けると述べました。その上で、金融庁として貸金庫のあり方についてマネーロンダリング対策を含め検討を進める意向を示しました。
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みずほ銀行は今年1月から新規の貸金庫利用を原則停止しており、金融庁にも過去の盗難について報告を行ったとされています。しかし、同銀行の広報担当者は個別の事案に関するコメントを控えています。