ロシア外務省は3日、日本政府がロシアの特別軍事作戦に対して制裁を実施していることへの対抗措置として、岩屋外務大臣を含む日本の団体や企業の代表者9人に対し、ロシアへの入国を無期限で禁止すると発表しました。
対象となったのは、岩屋外務大臣のほか、ウクライナ駐在の中込大使、前駐ウクライナ大使の松田氏、国際協力機構(JICA)の理事などです。また、企業関係者では、大手機械メーカーIHIの社長や、いすゞ自動車の社長が含まれています。
ロシアはウクライナ侵攻以降、日本の国会議員や企業関係者などに対し、入国禁止措置を拡大しており、これまでに対象者は460人に上っています。石破総理大臣もすでにこの対象となっています。また、2024年7月にはトヨタ自動車・豊田章男会長や楽天・三木谷浩史会長らの無期限入国禁止を発表しています。
岩屋毅外務大臣HPより
ロシアの入国禁止リストの選定基準が謎だという指摘は以前からありました。
参照:ロシア、日本人63人を入国禁止に 岸田首相や教授、メディア幹部ら 朝日新聞 2022年5月4日
逆にリストの選定基準が分かりやすいとの評価も多いようです。
https://twitter.com/HatoriDaisuke/status/1521818134725881856
入国禁止リストから落選してしまった人たちは逆に残念なかんじがあります。
専門家からは人選が絶妙だという指摘もありました。
また、このリストに載る研究者は信頼できるかもという指摘も。
鈴木宗男議員、鈴木貴子議員、橋下徹氏などは入っていませんでした。
この措置に影響力はあるのでしょうか。今後の成り行きが見守られます。