秘密にしたい!自由が丘「クルンサイアム」で味わう極上タイ料理

出口里佐です。

自由が丘にある人気のタイ料理店「クルンサイアム」。あまりの人気ぶりに、できれば秘密にしておきたい……そんなお店をご紹介します。

Satoshi-K/iStock

駅近の隠れ家レストラン

「クルンサイアム」自由が丘店は、駅正面口から徒歩数分。三井住友銀行横の小道を進み、老舗のとんかつ屋さん、丸栄の奥にあるピンクのドアが目印です。細い階段を上がった先の二階にひっそりと佇んでいます。

ピンクの木製のドアが目印

店内はコーラルピンクの壁にモノクロ写真が飾られ、どこか懐かしく温かみのあるタイの雰囲気。木製の窓枠やエスニックな装飾が、異国情緒を漂わせています。

細い階段、鮮やかなエスニック柄の布地

コーラルピンクの壁にモノクロ写真、レトロな雰囲気の店内

訪れるなら開店直後が狙い目

予約で常に満席のこのお店。急に食べたくなったときは、開店直後の17時を狙うのがベスト。

特に18時を過ぎると混雑するので、早めの来店がおすすめです。

こだわりのメニューとドリンク

この日は、特に食べたかった5皿とデザートをいただきました。

青いパパイヤのサラダ

青いパパイヤのサラダ(1400円):ピリッと赤唐辛子が効いて、ハーブや調味料の香りが口いっぱいに広がります。一口食べれば、タイ料理を食べている実感が湧く一品。

海老と豚肉のすり身トースト

海老と豚肉のすり身トースト(4切れ、900円):最近、別のタイ料理店で出会い、その美味しさに感動した料理。カリッと揚がったトーストにジューシーなすり身がのっていて、クセになる美味しさです。

ソフトシェルシュリンプのガーリック炒め

ソフトシェルシュリンプのガーリック炒め(900円):唐揚げのような仕上がりで、甘辛いチリトマトソースがアクセントに。殻ごと食べられる柔らかさで、ビールとの相性は抜群です。

色々野菜のオイスターソース炒め

色々野菜のオイスターソース炒め(1400円):白菜、きのこ、キクラゲ、小海老などがたっぷり。中華風に見えますが、食べてみるとしっかりタイ料理の味わい。

海老入りパッタイ

パッタイ(1300円):春雨ともやしがたっぷり入っていて、卵が絡むことでコクが増し、タイソースの甘酸っぱさが絶妙なバランス。

タイビールのビアラオと、タイティーのアイスティー。

ドリンクは、夫はタイのビール、私はタイのアイスティーを選びました。タイのアイスティーは無糖でスッキリした味わい。かつてパリの「バーンタイ」で飲んで以来のファンなのですが、こちらのアイスティーも負けず劣らず。料理にぴったり合う爽やかさが魅力です。

デザートとコーヒーで締めくくる幸せな時間

デザートには、夫は果肉入りココナッツアイス(600円)、私はタロ芋のプリンケーキ(560円)をチョイス。そして最後に、タイのドイパンコンコーヒー(500円)をいただきました。このコーヒー、深いコクがあって、デザートをさらに美味しく引き立ててくれます。

果肉入りココナッツアイス

タロイモの焼きプリンケーキと、タイのドイパンコンコーヒー

料理のクオリティとコストパフォーマンス

料理は注文してから驚くほどのスピードで提供されます。きっと、しっかり下準備がされているのでしょう。私もタイ料理を自宅で作るのですが、ひとつの料理に使われるハーブの種類が多く、細かく刻むのが大変なので、その手際の良さには毎回感心してしまいます。

野菜たっぷりの料理5皿にデザート、ドリンクを加えても、一人あたり5,000円未満。このクオリティと価格のバランスの良さが、多くの人を惹きつける理由でしょう。

自由が丘で本格的なタイ料理を味わいたいなら、「クルンサイアム」は間違いなくおすすめの一軒。ランチは11時から15時まで。なお自由が丘のほか、都内に6店舗、新横浜にも1店舗ありますので、お近くのお店にぜひ一度訪れてみてください。

タイの食卓 クルン・サイアム 自由が丘店

東京で本格タイ料理 【クルン・サイアム】
六本木・自由が丘・吉祥寺・大井町・中目黒・水道橋・新横浜・麻布台と、関東圏内に店舗を構える、本格タイ料理レストラン。メニューや予約、テイクアウトはこちらから。