新年度を迎え、多くの企業が2027年春卒業予定の学生に注目しています。こうした中、内閣官房などは3月、就職活動で保護者の同意を求める「オヤカク」が行き過ぎると「オワハラ」につながる恐れがあるとして、経済団体に注意を促す要請文を出しました。
「オヤカク」は、企業が内定辞退を防ぐための方策としてすでに定着しています。
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オヤカクって必要なのかという声が多く聞かれます。
https://twitter.com/iikanjiagent28/status/1763100522092142701
まだまだ企業努力が足りていないと企業側の姿勢を問いただす声も。
一方で、就活の現状を心配する声も。
https://twitter.com/zephyr_x/status/1763859555862397339
お受験だけでなく、就活も影の主役は親御さんなのでしょうか。
就活でもキーパーソンは「お母さん」だそうです。
いつの時代でも親御さんは安定を求めています。その心理を突いた作戦でしょうか。
オワハラというのも話題になっていましたが、企業はとにかく内定者を逃がすまいと努力していますが、どこかズレています。
採用というのは結局、需要と供給、有り体に言ってしまえば力関係でしかないようです。
安定の先にいったい何が待っているのでしょうか。
少子化と人手不足で企業は内定辞退に警戒を強めていますが、政府の文書には法的拘束力はないものの、政府が自由な職業選択を重視する姿勢を示した意義は大きく、今夏に実態調査が行われる予定だそうです。