さて、蓮舫の方は今度の参議院比例への擁立が見送りになったようです。
立憲民主党が調整する夏の参院選比例代表への蓮舫元参院議員(57)の擁立を巡り、党内外に波紋が広がっている。高い知名度を誇る蓮舫氏が当選した場合、連合傘下の各産業別労働組合(産別)が比例代表に送り出す組織内候補が弾き出されるとの懸念があり、不満が渦巻く。昨年7月の東京都知事選で3位に沈んだ蓮舫氏の国政復帰を疑問視する声もあり、執行部は公認内定を先送りしている状態だ。
「突破力のある人だ。国政復帰の意思を含め確認している」。野田佳彦代表は28日の記者会見で、蓮舫氏の発信力を評価した。蓮舫氏が、かつて野田グループに所属していた経緯もあり、野田氏が擁立に強い意欲を持っているとされる。
参院選比例代表は候補者名と政党名のいずれかを書いて投票し、合計を基に各党へ議席が配分される。当選者は原則、候補者名票の得票順に決まる仕組みだ。
立民は比例代表で2019年に8議席、22年は7議席を得た。最近の世論調査で立民の政党支持率は伸び悩み、議席増が容易でない中、今回、産別からは6人が組織内候補として出馬予定だ。
(2025/3/29 共同通信)
立憲民主党は衆議院選挙で地元からノーを突き付けられて落選した辻元清美を直後の参議院選挙の比例代表に擁立して国政復帰させました。

蓮舫氏と辻元議員 立憲民主党HPより
この方法でうまくいったと考えた立民の連中はこの地元からノーを突き付けられた辻元清美を復活させた手法に自身を持ったようです。
今度の総選挙では前回の参議院選挙で選挙区で負けた森ゆうこを国政に復帰させるべく参議院比例区に森ゆうこを出馬させる事を決めています。
しかしながら、辻元清美に比例枠を一つ食われたことで2022年の参議院選挙では時点で白眞勲(はくしんくん)が落選しました。立正佼成会の組織票枠の白眞勲が落選した形です。
立民の参議院比例区は基本的に労組や宗教団体などの組織票の指定席です。そこに森ゆうこにさらに蓮舫も追加したら労組などの組織内候補の当選枠が食われかねません。
蓮舫はかつては参議院東京都選挙区で171万票を集めてトップ当選するほど勢いがありましたが、事業仕分けのメッキが剥げ、本人の多重国籍問題の誤魔化しなどもあったせいか、2022年の参議院選挙では4位当選にまで落ちています。
今の蓮舫に比例枠を増やすほど票を集められるほどの人気があるとは思えません。
そうそう、立憲民主党は今度の参議院選挙向けに
【立憲民主党「食料品の消費税一時的にゼロに」その後「給付付き税額控除」を目指す意見が最多 合同会議】
夏の参院選を見据えて、立憲民主党は消費税の考え方をめぐって党の会合を開き、食料品にかかる消費税を一時的にゼロにし、その後、「給付付き税額控除」を目指すべきとの意見が最も多かったことが分かりました。
きょう開かれた立憲民主党の合同会議では、消費税をめぐる考え方について議論しました。
その結果、▼食料品にかかる消費税を一時的にゼロにし、▼その後、還付によって格差を是正する「給付付き税額控除」の導入を目指すべきとの意見が最も多かったということです。
合同会議はこれをあさって、立憲民主党の政策を決める次の内閣=「ネクストキャビネット」に報告することにしています。
党内は、▼減税を主張する勢力と、▼減税に慎重な勢力で意見が分かれていましたが、その折衷案で党内をまとめた形です。
(2025/4/22 TBS)
食料品の消費税ゼロという疑似餌を打ち出してくるようです。
民主党の時にガソリン暫定税率廃止を民主党2009マニフェストの柱の一つにしていました。選挙に勝って政権が発足するやいなや、ガソリン暫定税率存続を決定させました。
「消費税は上げません、議論すらしません」
と言っていたくせに鳩山内閣発足直後から消費税増税に言及、菅直人は消費税増税で経済成長とかいう意味不明の主張を行い、野田佳彦は消費税増税に政治生命をかけるとか言って二段階増税法案を通しました。
今の立憲民主党は野田佳彦代表からして財務官僚の使いっ走りになっていた人ですよ。
民主党の連中は民主党政権の失敗を有権者やメディアに責任転嫁して誤魔化しました。自分達の失敗の原因から目を逸らして生きてきた連中ですよ。さらに劣化していると考えて間違いありません。
そうした連中が財務官僚と渡り合う事など不可能でしょうし、これまでも政策を選挙のための疑似餌にしてきた連中が、抵抗する財務キャリアどもを黙らせて政策を実現させられるとは思えません。
公約は膏薬、貼り直せばまた効果が出る。とかいうのが座右の銘になっている人が実権を握っているような党の公約です。全く実行されない事だけは確信できます。
編集部より:この記事は茶請け氏のブログ「パチンコ屋の倒産を応援するブログ」2025年4月23日のエントリーより転載させていただきました。