万博の赤字の可能性を批判してた「しんぶん赤旗」自身が赤字で寄付を要求

共産党は機関紙「しんぶん赤旗」の購読者減少により発行が危機に直面しているとして、10億円の寄付を募っています。

政党交付金を受け取らない共産党にとって、赤旗の購読料は収入の柱ですが、購読者は1980年の355万人から昨年1月時点で85万人にまで減少しました。特に日刊紙は年間十数億円の赤字を出しています。

今年1月から10億円寄付の呼びかけを開始し、現在約5億円が集まっていますが、関係者は「応急措置にすぎない」と指摘しているそうです。

ステーキを食べる小池氏とステーキランチ

党指導部は異論を排除し責任を取らない体質が続き、党員の減少と高齢化に歯止めがかかっていません。地方組織の専従者からは、劣悪な労働環境や「定額働かせ放題」の実態が告白されており、大企業批判をしながら自らブラック労働を行っている矛盾が指摘されていますが、それでも赤字になってしまったそうです。

「大阪万博が赤字になる」と万博を攻撃していましたが、「しんぶん赤旗」自身のほうが赤字だったようです。

さらに共産党は「しんぶん赤旗」への寄付と同時に本部ビル改修費用として5億円の寄付も募っており、災害時などにも頻繁に寄付を呼びかけていますが、使途の詳細は不透明だと指摘されています。

寄付の前に「普通絶対に480円じゃ食えないステーキ」をまずはなんとかしたほうがいいのかもしれません。

日本共産党本部には、フィットネスも、食堂も、休憩室も、屋上庭園もありますが、全国の共産党地区委員会は劣悪な状態なところが多いそうです。