6月の複数の世論調査で、参政党の支持率が大きく上昇していることが明らかになりました。読売新聞などの調査では、参政党は前回から4ポイント増の5%となり、支持率で国民民主党と並びました。
自民支持23% 政権復帰後“最低” 国民民主“半減”5% 参政党5%で並ぶ 【NNN・読売新聞 世論調査】https://t.co/dyYk4uAhqk
— 日テレNEWS NNN (@news24ntv) June 29, 2025
共同通信の調査では、参政党の支持率は5月の調査から伸び、国民民主・日本維新の会を上回って野党第2党に浮上するという勢いです。
政党支持率(共同通信)
自民党 25.5%
立憲民主党 11.4%
参政党 8.4%
国民民主党 8.1%
日本維新の会 4.3%
公明党 3.7%
れいわ新選組 3.7%
日本共産党 2.8%
日本保守党 1.3%
社民党 0.8% pic.twitter.com/V43M3aPV7K— ジン (@jin_3sei) June 29, 2025
これまで1〜2%で推移していた参政党が急速に支持を伸ばしている背景には、既成政党に対する不満や、物価高対策など現政権への評価の低さがあるとみられています。れいわ新選組や共産党などと違い、草の根的な活動で支持者を増やしているようです。
参政党の上昇が謎すぎます。れいわの減少と関係があるのでしょうか?ただ、最近の動向を見ると次の参院選は勝者なき選挙になりそうです。
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— 分電でんこFC(電力・エネルギー業界応援) (@denkochan_plc) June 29, 2025
参政党支持者以外でれいわ支持者が一番多く参政党に投票してるの草。
結局、カネだけの連中だからそりゃどんどん離れるわな。 pic.twitter.com/nshOiCyozZ
— 馬鈍足(うまどんそく) (@donsokusan) June 24, 2025
また、若年層の投票率が低い中でも、無党派層の動きが参政党の台頭を後押ししている可能性があると言われています。
社会保障費減を訴える維新が、参政党とれいわに18歳から50歳代までの支持率で劣後するって、この年代への訴求に根本的に誤りがあるのでは? pic.twitter.com/2hBmiCyumj
— 真倉 敏 (@makrabin7) June 29, 2025
日本保守党も参政党もネットというかXが主な広報手段であったことはもっと注目されていい。投票した有権者の詳細はわからないがわりと氷河期とそのちょい上が多いのではないだろうか。この層は移民問題、安全保障に興味を持つ人が多い
— May_Roma めいろま 谷本真由美 (@May_Roma) October 27, 2024
40代でれいわが伸びてくるのは氷河期の影響で、19−39歳で参政党が伸びてくるのはSNSの影響か https://t.co/AMmBEa64cH
— ゆな先生 (@JapanTank) June 10, 2025
参政党のプロパガンダはかなり怪しいものが紛れ込んでいますが、この現象は現代日本の閉塞感を象徴しているのかもしれません。
MISAで集まった国の資産?!?!
知能指数70ないだら、神谷
こんな奴が経済政策とか言ってんの?! pic.twitter.com/bohfst2wDx— 【永江の新垢】Web系コンサルタント兼マーケッターのGrok使い (@IssekiNagae) June 29, 2025
食料自給率100%とは?
参政党「食料自給率100%」 参議院選挙の公約発表:日本経済新聞 https://t.co/CaVmLTH604
— のとみい (@noto_mii) June 6, 2025
反ワクの答え合わせ
>コロナ禍以前からワクチン反対派…は立憲民主党やれいわ新選組、日本共産党のアカウントをフォローする率が高い
>コロナ禍以降に新規にワクチン反対派になった人々は…既存の政党をフォローする傾向が弱い
>コロナ禍以降に新規にワクチン反対派…参政党への支持を高めた可能性 pic.twitter.com/RX2S2zEEj6— Nathan(ねーさん) (@Nathankirinoha) March 9, 2024
#参政党 、秋田美人が色白なのは白系ロシア人の血が入っているから。DNAで分かると言ってる。
白系ロシア人とは、色が白いロシア人じゃなくて、ソ連の共産主義(=赤)革命から逃れて亡命した人たちを、赤に対して白と呼ぶのであって、ほんと思いつきだけの妄言を、ここまで堂々と言うのが怖い。 https://t.co/lRy0UFSHKx pic.twitter.com/qJo452IJq3
— 本町文化堂(2024/3/16開店) (@BTCC_wakayama) June 29, 2025
参政党は、従来の政治モデルに疑問を持つ若年層・中堅層を、SNSと草の根エネルギーで動かす“DIY型右派ポピュリズム政党”として台頭しています。ただし、その運動の中には誤情報や過激な主張も多く含まれており、今後は組織化と政策の安定性が試される段階にあると島田裕巳氏は分析しています。
参照:参政党の台頭:日本の「DIY型」右派ポピュリズム運動の包括的分析 島田裕巳

政治や組織には「好きだから関わりたい」という「ファンダム」の原理を取り入れることが重要だと指摘もあります。アメリカのトランプ大統領のような指導者は支持者と感情的に結びつき、熱狂的な支持を得ています。一方、既成政党は理屈に偏りすぎて共感を得にくい傾向があるとのことです。これからの政治は、良くも悪くも共感とつながりを生む「ファンダム」的なアプローチが求められているということです。
宇野 重規 実験の民主主義-トクヴィルの思想からデジタル、ファンダムへ (中公新書 2773)
参政党に投票したのは、もともと選挙に行かない層だろう。それに投票させるエモーショナルな力をもっている。
政策は支離滅裂だが、反ワクとか有機農業とかMMTとか、高学歴層の相手にしない話で限界知能をだます「すきま商法」。イデオロギーは違うが、道具立てはれいわと同じ。 https://t.co/BABEBCe7TQ— 池田信夫 (@ikedanob) June 23, 2025
参政党信者宣伝ポスト見ると、信者って盲目になれるんだなーと思う。
ネズミ講の手口で金集めしてたり、陰謀論全開だったり、客観的に見てアカンってなるのだけど信者になっちゃうと今度は信じている自分を否定したくなくて意固地になる人出ちゃうんだよね。
そこらへんが宗教の怖さ。— 茶請け (@ttensan2nd) June 4, 2025
いずれにしても、参政党は一部地域や属性で急速に支持を集め、今後の参議院選挙での動向が注目されています。

参政党・神谷宗幣代表Xより