2025年夏の参議院選挙で比例代表から立憲民主党で当選した蓮舫議員に、公職選挙法違反の疑いが浮上しています。
問題となっているのは、投開票日当日にSNS(旧Twitter)のアカウント名を「【れんほう】2枚目の投票用紙!」に変更していたことで、これは実質的に投票を呼びかける選挙運動にあたるのではないかと指摘されています。
公職選挙法では、投開票日当日の選挙運動は禁止されており、違反があれば1年以下の禁錮または30万円以下の罰金、さらには選挙権・被選挙権の停止処分を受ける可能性があります。
蓮舫議員はこの疑惑に対して「不注意だった」と釈明しましたが、SNS上では批判が相次ぎました。
また、「当選無効を求める署名活動」もオンラインで開始されるなど、世間の反発は収まっていません。
立憲民主党の野田佳彦代表は「事実関係を把握したい」と述べ、身内に対してはとても慎重な姿勢を示しています。蓮舫氏の「疑惑」は初めてではありません。
蓮舫氏は2024年の東京都知事選で敗北後に政治家からの引退を宣言し国政から一時距離を置いていました。今回はSNSを積極活用していたとされますが、その戦略が仇となりました。
総務省は現在、この件について選挙課で精査中としており、対応時期は未定としています。度重なる疑惑により、国民の不信感は一層強まっており、今後の議員活動にも影を落とす可能性があります。