時間稼ぎをさせずにただちに新総裁選挙を実施せよ

自民党内で石破辞めろの声がどんどん大きくなっています。

それに対抗するために石破茂が県連会長を務める鳥取県連と、森山裕幹事長が県連会長を務める鹿児島県連は恥ずかしげもなく石破続投要請を出しています。

鳥取県連は石破続投要請を出すに当たって島根県連に共同署名を持ちかけたましたが島根県連からにべもなく断られています。

一方で岸破政権で大打撃を受けてきた自民党の東京都連を見ると、石破は辞めろの声が都連内で高まっているにもかかわらず、石破は辞めろと言わない事を決定しました。

参議院選挙の候補者選びではカンコロンゴなんて左の片翼飛行でやってきたような人を候補者に内定させようと動いていたのが都連です。

この件について平将明、木原誠司あたりからのねじ込みという指摘がずっとされています。

井上信治都連会長は都連内での力が弱いようで、カンコロンゴの候補者内定&バレて騒ぎになって取り消しの動きの際ももごもごと結局はっきり言わずに誤魔化しているだけでした。

自民党都連の役員を見てれば、会長代行の朝日健太郎は総裁選での小泉進次郞の推薦者。

総務会長の木原誠司はガチの岸田派で岸破政権の選対委員長。

今回の選挙大敗にもかかわらず辞任せず。

政調会長の平将明は石破茂の最側近の1人で石破内閣で現職の大臣。

会長だけが中立派と言っても岸破政権で利益を得ている側が自民党都連幹部の多数を押さえている状態と言えます。

カンコロンゴの件では何も言わずにやり過ごして責任を回避してうまく誤魔化せたかもしれませんが、衆議院選挙でも東京都内で大量落選、都議選で過去最悪の大敗の原因となり、参議院選挙でも候補者2人のうち武見敬三は補欠に滑り込むこともできず落選し引退。

これで都連として石破の責任を問う必要はないと押し切る。

平将明と木原誠司のコンビには呆れるしかありません。

石破茂と森山裕は居座りを続けるために本来開くべき両院議員総会を開かず議決などが行われない茶話会にしかならない7月28日に両院議員懇談会を開催して誤魔化そうとしています。

ですが反石破の動きは止められず、両院議員懇談会において両院議員総会に変更させるための党内の1/3の署名を自民党内の若手議員を中心に集める事に成功しています。

7月28日に開かれる両院議員懇談会がこれによって両院議員総会に変更される事は確実です。

石破茂の側近達は粘っていればそのうち忘れる、つまり石破下ろしはフェードアウトすると楽観視していることが参議院選挙の投開票の直後から報じられています。

今回の自民党都連の動きはまさにその考え方から石破辞任の流れを誤魔化して時間稼ぎしようという姿勢と言えます。(※自民党都連の平将明は石破の最側近の1人)

このことから考えれば

「時間稼ぎをしていればそのうち忘れる」

という石破派側近の分析とやらの報道が事実であれデマであれ、概ねその方向の考え方であると思って間違いないでしょう。

ですので7月28日に自民党の両院議員懇談会ないし両院議員総会の場で石破茂は総理に居座り続けるために

「8月中に参議院選挙の総括を行ってそこから考える」

という方向であらためて時間稼ぎを行うと思われます。

考え方と手口がかつて総理に居座り続けようとした菅直人と側近どものそれと酷似しています。

おそらく麻生元総理は慣例と良識によって総理自らが進退を選択するように配慮をしようとすると思われます。

先日の麻生太郎元総理らと石破・森山コンビとの会談では麻生元総理等に若干の婉曲な表現で進退を決めるよう迫られたのに直後の会見で石破茂が

「進退に関する話はなかった」

などと平気で言っていました。

このことからも相手の良心による配慮を全力で悪用しようとする極めて程度の低い人達、それが石破茂と側近達だと見なして良いでしょう。

ですので繰り返しになりますが石破茂は

「8月中に参議院選挙の総括を行うからそれを以てあらためて判断したい」

と、そのような説明をして逃げようとするはずです。(あくまでも辞任という言葉を使わないことでのらりくらり居座り続けようとする)

自民党の心ある議員の方々は、たとえ過去に例がないとしても、石破茂に即日辞任の勧告を決議し、石破茂が時間稼ぎをできないようにする手に出てください。

その上でただちに新総裁を選出すべしとしてすぐに臨時で総裁を選出するようにすべきです。

相手がどのような人でなしであっても慣例を優先し良識をもって相手に配慮しようとするそれが麻生太郎元総理の良さですが、自身で勝敗ラインを設定しながら衆議院選に大敗して責任を取らず、大敗が予想されるからと都議選では表に立たないようにして責任を回避、参議院選挙では語るたびに自身の責任を取るラインを後退させ続けて責任回避。

大型選挙を3連続で大敗し、衆参ともに過半数を失ってなお責任を取ろうとしない総理総裁は過去に例がありません。

そもそも全く前例のない事態なのですから、自民党の心ある議員の方々は慣例だの良識だのに基づく配慮は一切せずに、ただちに新総裁を選出する手続を取って下さい。

それでもなお石破茂が居座り続けようと抵抗するのなら、新総裁の下で新たな幹事長を指名して森山裕を更迭した上で石破茂を除名すればいいのです。


編集部より:この記事は茶請け氏のブログ「パチンコ屋の倒産を応援するブログ」2025年7月27日のエントリーより転載させていただきました。