参政党代表の神谷宗幣氏が、ドイツの極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」共同代表ティノ・クルパラ氏と会談を行いました。場所は国会会館の事務所で、約1時間にわたって意見交換が行われたと神谷氏は説明しています。
AfDは移民やEUへの懐疑的な姿勢、グローバリズムへの反発を掲げる政党として、ヨーロッパでも注目されています。神谷氏が参政党の考え方や政策を説明したところ、クルパラ氏は「その路線を貫いてほしい」とエールを送ったそうです。神谷氏はX(旧Twitter)に「近く欧州にも行けたら」と投稿しており、今後の国際的な交流にも前向きな姿勢を見せています。
また、外国人記者クラブで行われた記者会見にて、「親和性が高いと感じる政党は?」という質問に対して、神谷氏は米共和党の保守派や、フランスの国民連合(RN)、イギリスのリフォームUK、そしてAfDの名前を挙げています。それぞれが「自国第一」や「伝統重視」などのスタンスで、既存の政治に対する批判や独自のメッセージを発信しています。
既に欧米の保守は国際的な連携を強めており、その中での活動を参政党が活発化させるかどうかが注目されます。
日本の保守論壇も参政党への「期待」を見せるようになっています。
参政党がこうした国際的な右派ネットワークとつながりを持ち始めていることで、日本の保守系政治の今後にも影響を与える可能性があります。海外の潮流とどう向き合うか――今後の動きが注目されます。
神谷宗幣氏Xより