飲食は高級店、B級グルメ、自炊の3択が良い

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以前は外食三昧の毎日でしたが、最近は自炊をすることが増えています。

港区の赤坂から中央区の晴海に引っ越して不便になったこともありますし、ワンコと一緒に暮らすことになって、外出することが億劫になってしまったのが要因です。

自炊の良さは自分で好きなように材料を選んで、自分の好みの味に仕上げることができることです。

また、自宅で食べるので、周りを気にすることなく、リラックスして食べられます。

食べ飽きたら、しばらく休んでまた食べる。食べ切れないものは、冷蔵庫に保管することができます。

ドリンクも自宅に備えてある好きなものを飲めます。ワインだけではなく、ビールや日本酒も含めて、好きな銘柄を好きな量だけ選べるのはとても快適です。

作るといってもそれほど手の込んだものは作れません。デパ地下で牛肉を買ってステーキやしゃぶしゃぶをしたり、いりこだしで市販のラーメンを作ったりといった素人レベルです。

写真は小腹が空いた時に作ったピザトーストです。私は昭和の喫茶店で食べたようなメニュが大好きで、ピザよりもピザトーストが好きだったりします。

厚切りのパン(スーパーで売っているチープなもの)にトマトピューレを塗って、ピーマン、ハム(これも安物が美味しい)、玉ねぎのスライスに「かけちー」をたっぷりかけてオーブンで焼きました。

タバスコをかけて、オレンジワインと一緒に食べる。これは外食では実現できません。

自炊が増えたとは言え、外食する機会は日本人の平均よりはまだかなり多いと思います。

ただ、作るのがめんどくさいから何となく外食をすることは無くなり、目的を持って外食するようになりました。

仕事関係の会食以外で外食する場合、出かけるのは高級店かB級グルメに2極化しています。

客単価が30,000円から70,000円といった高級店は、高ければ良いと言うわけではなく自分の好みに合ったお店だけにしています。

予約が取れない有名店に出かける機会もありますが、有名で高いお店が自分に合っているとは思いません。

一度出かけたお店の中から、気に入ったお店で予約が取れるお店に関しては、次回の予約をして定期的に通うようにしています。

もう一つ、外食でよく出かけるのがB級グルメです。立ち飲みや町中華、激辛のお店などは思い立って出かける時があります。

横浜の野毛や門前仲町、上野御徒町、錦糸町、亀戸などには安くて美味しいB級グルメの店がたくさんあって、予約をしないで入れるお店をホッピングするのがお気に入りです。

清潔とは言えないお店も多く、狭いスペースに押し込まれることもありますが、昔ながらの雰囲気が残っている歴史を感じるお店が好みです。

客単価は高級店の10分の1位ですが、満足度はそれほど変わらなかったりするから不思議です。

という訳で、私の食生活は現状は高級店、B級グルメ、自炊の3択になっています。


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2025年8月16日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。