総裁選前倒し報道にオールドメディアの立ち位置がよく表れている

きょうは総裁選に絡んだマスゴミの姿勢。

【「そりゃないよ」自民党が参院選総括へ…石破首相“個人”の責任は問わず 総裁選前倒し求める声も】
自民党は29日午後、参院選の敗北をうけた「総括委員会」を開きます。

一方、現職の副大臣が辞任した上で総裁選挙の前倒しを要求する可能性に、新たに言及しました。

国会記者会館からフジテレビ政治部・菊池俊匠記者が中継でお伝えします。

石破内閣の中からも相次ぐ総裁選前倒しを求める声が、閣内でさらに広がるかは見通せません。

小林環境副大臣は、29日朝自身のXで総裁選前倒しを実施すべきとした上で、「必要があるなら副大臣を辞して手続きを行いたい」と決意を示しました。

閣内では神田法務政務官も「前倒しとの考えに大きく傾いている」と述べています。

こうした中、自民党は午後、参院選の敗北を受けた「総括委員会」を開き、9月2日の両院議員総会での報告内容を詰めます。

総括の報告書では2万円の現金給付が有権者に不評だったことなどを原因とする一方で、石破首相の責任は明記されない見通しです。

自民党内には「そりゃないよ。石破おろしが加速するだろう」と話す議員がいる一方、「石破さんに責任を押し付けるのは違う」と冷静な声も聞かれます。

総裁選前倒しの是非について総括を受けて判断したいとする議員も多く、報告書の内容が注目されています。
(2025/8/29 FNN)

フジテレビと言えば菅直人総理も持ち上げていましたし、転んでもスコアがプラスになる某ヨナを持ち上げまくって浅田真央氏を腐したり、日の丸や君が代が放映されないようにトリミングや加工を行うなど、ある意味でその立ち位置が非常に解りやすいテレビ局でもあります。

この記事でも

>「石破さんに責任を押し付けるのは違う」と冷静な声も聞かれます。

と、参議院選挙まで連戦連敗で全く責任を取らない石破を擁護するために「石破に責任を押しつけるのは違う」というのを「冷静な声」と評価する書き方を取っています。

こういう表現にもオールドメディアの立ち位置がよく表れていると思います。

石破首相 自民党HPより

衆議院選挙でも大敗し、都議会議員選挙でも自民党史上最悪の大敗を喫し、参議院選挙でも負けて衆参とも過半数を失いながらなお居座り続けようとする自民党史上初の総裁。

これが石破茂です。

参議院選挙の選挙戦の最中も勝敗ラインをどんどん後退させていったほど「いかに自分が責任を取らないようにするか」これを優先して立ち回っていたのが石破茂です。

衆議院でも参議院でも有権者からノーを突き付けられた時点で、責任を転嫁し、居座り続けようという姿勢は、自民党を消滅に追い込む事になる最悪の選択と言えますし、なにより岸破体制によって国会議員だけでなく、多くの地方議員もまた落選の憂き目に遭っていて、それらの議員それぞれには後援会等の支援者達の組織もあります。

当然ながらそうした人達の怒りも相当なもので、この期に及んで「安倍派がー!」等々で責任転嫁を続けて、なお居座ろうとするのは党を支えて来たこうした人達が自民党から離れていくことにも繋がります。

とことんまで他責思考、責任転嫁しまくって「俺達には責任はない」と現実逃避する考え方でしかありません。

それを「冷静な声」と評価するのはさすがに無理があります。

ですが石破を擁護したい側、左翼メディア側の一因であるフジテレビはこのような偏向した考え方を隠せないのです。

さらに極端な左に倒れ込んだ偏向報道が以前から指摘されてきた毎日新聞はもっとすごいです。

【総裁選前倒しは「ない」 山崎拓氏が見通す“石破おろし”の帰結】(2025/8/29 毎日新聞)

なんとか石破茂を擁護して石破政権を守ろうと、いまさら山崎拓を引っ張り出してきました。

記事中では石破茂の政権運営や国会対応を山崎拓がべた褒めする内容になっています。

山崎拓と言えばかつて週刊文春に愛人問題と変態ぶりをすっぱ抜かれて選挙に落選したものの、その後も山崎派の派閥会長を10年近く続けた人物でもあります。

その山崎派は森山裕が会長となって森山派として存続していました。


編集部より:この記事は茶請け氏のブログ「パチンコ屋の倒産を応援するブログ」2025年8月日のエントリーより転載させていただきました。