自民党は2日、7月の参院選大敗を受けた総括を両院議員総会で報告し、森山裕幹事長はその内容を踏まえて進退を判断する方針です。
森山幹事長が辞任すれば石破政権の基盤が揺らぐ可能性があり、辞任を避ければ「責任をとらない」との批判が強まり、総裁選前倒し論が勢いを増すことも予想されます。
https://twitter.com/don_mai_don_mai/status/1962493771150729581
森山 裕幹事長 自民党HPより
森山幹事長が辞任すれば他の幹部も辞表を出す可能性があります。
森山幹事長は地元での演説で「党を預かる幹事長として責任を感じる」と述べ、与野党協力の重要性を強調しました。また、森山幹事長は「国民世論と党内世論が乖離すれば非常に怖い」と述べ、「石破おろし」の動きをけん制しました。
9月2日の総会で森山幹事長がどのように進退を表明するかが最大の注目点で、その決断は政権運営に直結します。石破首相の辞意の有無や時期への関心も高まっており、森山幹事長が辞任しても影響力を保持する「ステルス辞任」となる可能性も指摘されるなど、政局の行方は極めて不透明な状況となっています。