米保守系政治活動家でトランプ米大統領の支持者として知られるチャーリー・カーク氏(31)が10日、米ユタ州オレムのユタバレー大学で講演中に銃撃され死亡しました。
現場は約2000人の聴衆が集まる屋外会場で、首を撃たれたとされています。FBIは容疑者を拘束したと発表しました。
カーク氏は保守系学生団体「ターニング・ポイントUSA」の創設者で、SNSで数百万人のフォロワーを持ち、2024年米大統領選でトランプ氏の若者層の支持拡大に大きな役割を果たした人物です。
チャーリー・カークと彼の家族のために祈ってください
近年は米保守派を代表するインフルエンサーとして、メディア出演や講演を精力的に行い、7日には日本の参政党イベントにも登壇していました。
トランプ大統領はSNSで「米国の若者の心を最も理解し、皆から愛され尊敬された人物だった」と追悼し、14日まで米国旗の半旗掲揚を命じました。
チャーリー・カークを称えて、トランプ大統領はアメリカ全土のすべてのアメリカ国旗を半旗にするよう命じています。
今回の銃撃は米国内の政治的分断を象徴する事件として大きな衝撃を与えています。
日本でも、敵対する陣営に対しては、過激な抗議活動で抑圧しても構わないという雰囲気が醸成されつつあることが懸念されます。