自民党の小泉進次郎農林水産大臣(44)は、9月22日告示、10月4日投開票の自民党総裁選に立候補する意向を固めました。
小泉氏にとっては昨年9月の総裁選に続く挑戦で、前回は国会議員票75票を得て最多となった一方、党員・党友票は3位にとどまり、決選投票に進めませんでした。世論調査では「次の総裁候補」として上位の常連であり、陣営は出馬に必要な20人の推薦人を確保し、支持拡大を進めています。
小泉進次郎氏 自民党HPより
その小泉氏ですが、一時は不出馬説も出ていました。閣僚が首相に引導を渡す形になるため、あるいは「自民党のプリンス」としての小泉氏には2度目の敗北が許されないという見方が背景にありました。
政治評論家の星浩氏はTBS系「news23」で、小泉氏は主要ポストの経験が乏しい点を自覚しており、林芳正官房長官と連携する可能性を頭の片隅に置いているのではないかとの見解を示していました。
憶測を打ち破って出馬の意向を固めた小泉氏を中心に各陣営の動きが注目されます。