親バカならぬ「犬バカ」の生活を続けています。愛犬のピノくん(写真)は相変わらずのやんちゃ坊主で世話が焼けますが、愛情は深まるばかりです。携帯の写真は今までは食べ物だらけでしたが、最近は食べ物と犬に占領されています(笑)。
半年前まではまったく関係の無かった犬になぜここまでコミットしているのか?客観的に考えると、結局自分が「必要とされること」に喜びを感じているからではないかというのが自己分析です。
子犬は自分だけでは生きていけません。ご飯を定期的あげて、トイレの世話をして、お散歩のような運動をさせなければストレスで病気になってしまいます。
また、間違えてご飯以外の異物を飲み込んでしまったりすると大変なことになります。油断していると周りにあるものを何でも口の中に入れてしまうので目を離せません。
自分がいなければこのワンコは生きていけない。犬は意識していないと思いますが自分がいないと生きていけない動物がいるということに自分の存在価値を感じてしまう。それが犬に愛情を感じる大きな理由であるような気がします。
そして、犬も成長すると共に感情を表情に表すようになります。
機嫌が良いと顔色が良くなって笑顔いっぱいになりますし、機嫌が悪いと落ち込んだ顔色になります。人間とよく似ています。
ニコニコな笑顔を見ていると、それだけで自分も幸せな気分になってきます。
これから更に成長していって、コミュニケーション能力が高まれば言葉はしゃべれなくても、こちらの言っていることをかなり理解できるようになるはずです。
今は「おすわり」「お手」「待て」といった単語しか理解できないようですが、そのうちにもっとたくさんの言葉を覚えてそれに行動で反応するようになるのが楽しみです。
犬を自分で飼ってみて初めてたくさんのことに気づきを得られました。何でも自分でやってみないと本当の真実はわからない。ワンコとの生活はまだ半年くらいですが、これからさらに想定外の展開をしていく気がしています。
Tetiana Garkusha/iStock
編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2025年10月13日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。