国民民主党の玉木雄一郎代表は、10月17日のBSフジ「プライムニュース」で、維新が掲げる国会議員の定数削減法案について、提出されれば賛成する意思を表明し、臨時国会での冒頭処理を呼びかけた。物価高対策や「年収の壁」の引き上げなども併せて提起している。
- 維新が自民との連立協議で“絶対条件”とする議員定数削減について、法案提出があれば「賛成する」と明言した。
- 提出されるのであれば、臨時国会の冒頭で処理すべきだと呼びかけた。
- 物価高騰に対する経済対策を迅速に実施する観点で、定数削減と合わせて政策実行の優先を訴えた。
- 「年収の壁」の引き上げを早期に実現すべきだと主張した。
- 自民・維新と国民民主が賛成すれば、衆参両院での可決可能性が高まる可能性もある。
- 日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)は17日、国会議員の定数削減を自民党との連立に向けた「絶対条件」とする考えを改めて示していた。
- 次期衆院選に向け、現在465ある議席を約1割削減し、50議席程度減らす案を提案している。
- 対象は主に比例代表枠とみられ、実現すれば少数野党にとって不利な構成となる見通し。
この発言により、維新・自民が進めようとする定数削減の成否に国民民主党も関与する構図が浮かび上がった。臨時国会で“冒頭処理”を実現できるかどうかは、各党の調整力と政策優先順位の置き方が問われる焦点になる。
玉木雄一郎代表 国民民主HPより