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10月21日、臨時国会開会と同時に行われると見られる首班指名について、各党、綱引きが続いている。
17日、日本維新の会は自民党との連立を視野に、自民党に対して12項目を提案し協議を重ね、折り合いがつけば首班指名に高市早苗と書くことになるだろう。当然、衆院で27議席を持つ日本維新の会は、政策を踏まえ然るべき大臣のポストを要求することになる。
日本維新の会の動きについて、国民民主党の玉木代表は日本維新の会の動きに不満を露わにしたようだが、臨時国会間近である以上、政局が二転三転することはあり得る。ただ、自民党に対しての条件は日本維新の会も国民民主党も同じである以上、寝首をかくようなことはやってほしくないという玉木代表の本音も分からないではない。
日本維新の会も国民民主党も、政権入りについては前向きなのは間違いない。ただ、両党共に連立を組むなら自民党以外には考えられないと言うのも本音の部分ではないだろうか。立憲民主党や日本共産党、れいわ新選組のような左派政党では、政策面で全く相入れるものではない。かろうじて公明党であれば中道政党として意見が合う場面もあるだろう。しかし、公明党と自民党連立解消のタイミングとそのやり方に対しては、玉木代表も吉村代表も不信感を持ってるのではないかと感じる。
二枚舌は立憲民主党である。特に安住幹事長だ。
「政治は数合わせ」であり政策実現の為には、まず政権を獲ることだと言う彼の発言には一定の理解は出来る。しかしながら・・・
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以後、続きはnoteにて(倉沢良弦の「ニュースの裏側」)。