立憲民主党の蓮舫氏がX(旧ツイッター)に投稿した「おひとり様」政策をめぐり、与野党支持層やSNS上で批判が広がっている。単身女性支援を前面に出した政策提起が、自己責任論や公平性の観点から反発を招いている。
- 蓮舫氏は、次に取り組みたい政策として「おひとり様」政策を掲げた。
- 一人で生きる選択をした女性が、貧困や孤独に追い込まれている現実は自己責任ではなく、政治が向き合う課題だと主張した。
- 投稿は、単身女性の生活不安や孤立限定した政策対象として明確に位置付けた点が特徴とされる。
- SNSでは「自ら選択した生き方の結果を政治が肩代わりするのか」という自己責任論が多く見られる。
- 「特定の属性だけを支援対象にするのは不公平だ」という声が強い。
- かつて民主党が掲げた「サラリーマンの負担軽減」という原点と矛盾し、結果的に現役世代の負担増につながるのではないかとの指摘がある。
- 批判の一部は「なぜ女性だけなのか」という点に集中している。
- 高齢期の孤独死や生活困窮は男性にも多いという統計がある中で、女性のみを問題化するのは逆に差別的だという見方が出ている。
- 未婚や非婚は強制ではなく、結婚しない自由、家族を持たない自由を自ら選択した結果であり、原則として自己責任と考えるべきだという主張が目立つ。
- 若い世代からは「自分たちの負担が増える一方で、将来への支援が見えない」という不満が噴出している。
- 現役世代が結婚や子育てをしやすい環境整備こそ優先すべきで、単身者支援を拡大する政策は的外れだとの意見が多い。
- こうした政策姿勢が、立憲民主党が若年層から支持を得られない一因になっているとの分析も少なからず見られる。
蓮舫氏の「おひとり様」政策提起は、単身女性の困難に光を当てる一方で、自己責任と公平性、現役世代負担の問題を改めて浮き彫りにした。特定の属性を優先的に支援する政策が社会的合意を得られるのか、また若年層の支持回復につながるのかが、今後の大きな論点となりそうだ。
Rシールの批判も記憶に新しい蓮舫氏