キューバのカストロ体制は崩壊寸前

 キューバを餓死状態にさせて政権の転覆を図る

67年続いているキューバのカストロ体制の崩壊はもう寸前まで来ている。300人の将校と一部政治指導者が特権階級として存在し続けたこの体制を米国のトランプ政権は何が何でも崩壊させる構えだ。彼らの犠牲になった市民の90%は貧困に喘いでいる。

日常の食生活に必要な食材はすべが不足している。70%の食料は輸入に仰いでいるが、それを輸入するための資金がない。嘗て、キューバの重要な輸出品目であった砂糖も、その生産量は1898年のスペインがキューバを米国に明け渡した時のそれに匹敵するレベルでしかないという。

しかも、観光業は閑古鳥が鳴いているほどにホテルはがら空きだ。

原油の供給を完全に阻止させる

ディアス=カネル国家評議会議長の首は一本の糸でつながっている感じだ。米国の法廷で彼が米国に麻薬の密入に関与していた証拠を十分につかめば、米国政府は彼をマドゥロ氏と同様に捕獲して米国に送還する構えだ。

1980年代の兵器しかもっていない彼らに米国に背くだけの兵力は存在しない。

その一方で、米国はキューバ政府に対し、収監されている1200人余りの政治犯の早急なる釈放を要求している。その為の圧力として米国は唯一頼りにして来たメキシコからの原油の供給も完全にストップさせる構えだ。更にロシアや中国の原油タンカーのキューバへの接近も完全に阻止している。この封鎖によってキューバは完全に燃料の供給から遮断されることになる。

このような状態が続くとキューバは完全に餓死する方向に進むことになる。

キューバの後に続くのは独裁国家ニカラグア、コロンビアそしてメキシコと、それぞれ左派政権を打倒して行くのが米国トランプ政権の姿勢だ。特にメキシコについては、政府を完全に支配している麻薬組織の壊滅も米国は併せ目標にしている。