衆院選を控えるなか、中道改革連合代表の野田佳彦氏が旧統一教会(世界平和統一家庭連合)関係者との過去の写真を巡って波紋が広がっている。月刊誌「デイリーWiLL」のインターネット番組で公開された25年前の写真について野田氏は「まったく記憶にない」と述べつつ調査を表明したが、過去の支援関係を示す状況証拠や関係者証言があるとして批判が強まっている。報道各社はこの問題を取り上げる一方で、メディアの報じ方を巡る議論も浮上している。
- 写真は2001年の旧統一教会系団体の会合とされ、野田代表は「写っているのは自分」と認めたが「記憶にない」と説明した。
- 信徒側から「選挙支援した」「替え歌で応援した」などの証言が出ており、支援関係をうかがわせる材料があると指摘されている。
- 野田代表は「詳細を調べる」と述べ、具体的な経緯を明らかにしていない。
- 多くの批判の焦点は「写真そのもの」よりも、過去に自民党の旧統一教会問題を厳しく追及してきた野田代表自身の整合性に置かれている。
- さらに、自民党議員の場合は大きく扱い、野党議員の類似事例は報じ方が小さいとの指摘があり、マスメディアの二重基準が改めて批判されている。
今回の問題は、野田代表の説明責任だけでなく、政治全体の旧統一教会問題の扱い方やメディアの報道姿勢まで議論を広げている。政治家の整合性とメディアの公平性の両方が問われており、選挙を前に注目が続きそうだ。