高級店のカウンターでのトラブル回避には貸切しかない

Xiaoshan Xie/iStock

カウンター数席のみの予約困難店に出かけた際の、面識のない同席客とのトラブルをSNSで投稿する人が目につきます。古くは有名グルメブロガーのこの記事が記憶に蘇ります。そこまで酷い話でなくても、せっかくの気分が台無しになることはありえます。

例えば、一斉スタートにもかかわらず予定されている時間に到着しない予約客がいてスタート時間が遅れてしまう。

あるいは周りの客に配慮することなく大声で自慢話をしたり、大騒ぎするグループがいて集中して食事ができない。

といった事態です。

常連の男性客によく見られるパターンですが、店主を独り占めして周囲を気にすることなく会話を続けている人も見かけます。

私は席を立って帰りたくなるような事態には遭遇したことがありませんが、隣に座った女性客の香水がきつくて困ったことはあります。本人に伝えるわけにもいかず、結局我慢するしかありませんでした。

マナーの悪い客がいたとしても客が客に注意するとトラブルの元です。声が大きいかどうかや香水がきついかどうかは、極めて主観的なものだからです。白黒がはっきりしない問題の最終判断は店を仕切る店主が決めることです。

だからカウンターで他人同士が一緒に食事をするこの手のお店で気持ちよく食事できるかどうかは最終的には店主の対応次第です。

たとえ、常連の太客であっても他の利用者を不愉快にするマナーの悪い客に対しきちんと注意ができる。そんな毅然とした対応をするのが店主としての客へのフェアな対応です。

マナーの悪い客を放置しておけば不愉快な思いをした利用客は離れていき、いずれお店の悪評も広がることになります。

とは言え、お店側の仕切りが悪い機会に遭遇することもあるかもしれません。

この手の問題を完全回避する唯一の方法は貸切にすることです。

6名から8名程度のカウンターなら顔見知りのメンバーだけでお店を利用すれば、誰と一緒になるかをコントロールできます。

また、貸切であればお店に迷惑をかけない範囲で席を立って写真を撮ったりすることも自由です。

個人的な感覚ですがマナーを守らない客が多いのは、白トリュフやキャビアといった高級食材をふんだんに使うようなインスタ映えするはい腸内細菌予約困難店に多い気がします。

毎回隣にどんな人が座るのか不安になりながら食事に行くのは大きなストレスです。せっかく高いお金を払って随分前からわざわざ予約して行くのであれば安心感を提供してくれるお店に行きたいものです。


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2026年2月3日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。