1月下旬、決算処理がひと段落したので(それでも残務はたくさん残っていたけど)、天草にドライブに来ました。
天草諸島は九州本土から大矢野島、永浦島、前島を経て天草上島まで五つの橋で繋がっています。天草五橋と呼ばれる橋から有明海、不知火海を眺めながらやってきたのは天草上島のリゾートマーケット「リゾラテラス天草」。シーサイドテラスで食事やコーヒーなどを飲んで小休憩をすることができるほか、天草名物のイルカウォッチングもここから船が発着しています。
西日本で唯一といわれる海中水族館シーサイドドーナツもここにあります。冬ということで人はそこまで多くなかったんですが、日曜日とあって家族連れがここでも見ることができるイルカを目当てにここを訪れていました。
そんな様々な施設がある天草の一大観光スポットですが、わたしの目当てはこちらでした。旅仲間の方に教えていただいた塩パンの専門店「天草塩パンラボ」。ミネラルが豊富な天草の塩を使用してふっくらと焼き上げた塩パン。通常の塩パンの以外にも、あんバターや塩キャラメル、明太子などいろんな種類の塩パンがあって目移ります。
店頭に並ぶ塩パン。なんか、かわいい。
この日は風もおだやかで気持ちがよかったので、海を見ながら塩パンをいただきました。プレーンの塩パンもおいしかったですが、一番のお気に入りはあんバターでした。あんことバターや塩って相性がいいんですよね。ちなみにここには帰りも寄っており、2日連続で塩パンを昼食にしました。
ちなみにリゾラテラス天草には、上天草市の宣伝大使、藤原采のパネルがありました。上天草で映画を撮影した縁で宣伝大使をしているようです。それにしても藤原さん、誰かに似ているような……。まぁいいか。
このあと、もうひとつ橋を渡って天草諸島で最も西にある天草下島に入りました。前回のブログで下島の世界遺産、崎津集落の崎津協会を紹介しましたが、そのすぐ近くにもう一つ教会があります。丘の上に建つカトリック大江教会は1933年に建てられました。崎津協会よりも1年早く建てられており、キリスト教解禁後の天草で最も早く建てられた教会です。ロマネスク式の白亜の協会が空に映えて美しいですね。
大江天主堂の麓には天草ロザリオ館があって、天草の潜伏キリシタンの生活の様子などを今に伝えてくれています。
このあとは天草下島の西海岸を海を見つつ走っていきます。こちらは鬼が浦展望所からの有明海の景色。日本の中では南にある熊本でも冬の海は寒々としています。そして風が強い!西海岸ですのでその時間を待てば夕焼けを見ながらドライブをすることもできるそうですが、寒いのともう一か所寄りたいところがあるので、海の景色とお別れします。
そのもう一か所どうしても寄りたい場所にやってきました。
え?そりゃあやっぱり寄りたくなるでしょうよ!
鳥居の向こうにあるのがおっぱい岩。おっぱい岩は雲仙の噴火の際にここまで飛んできたと言われる岩石で、波の浸食によって今のような形になりました。触ると母乳がよく出るようになるといういわれがあり、近年ここに鳥居を建てて崇めるようになっています。
右下のちょっと出ているところが乳首部分らしいっす。ちなみにもう少し東には「ちいさいおっぱい岩」というものもあるらしいです。……それ必要なんでしょうか?
熊本駅から車を飛ばし、天草の西端までドライブをしたあとホテルに到着しました。今回のお宿はサンタカミングホテルといいます。このホテルちょっとした特徴があります。
今日は1月25日です。
何度もいいますが、今日は1月25日です。
このホテル、クリスマスでもないのに至る所にクリスマスリースやクリスマスのオーナメントがあって、1年中クリスマス感が味わえる珍しいホテルです。
部屋の中にもこんなサンタの写真。
天草はクリスチャンが多く残る島。それがこのホテルのコンセプトになった…のかどうかは定かではありません。
この日のドライブはここで終了。ゆっくり休んで明日また天草や熊本に向かうドライブを楽しむことにします。
編集部より:この記事はトラベルライターのミヤコカエデ氏のnote 2026年2月8日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はミヤコカエデ氏のnoteをご覧ください。