飯田泰之氏の反論

アゴラ編集部

飯田泰之氏から反論がありました。ここで言及されている岩本康志氏の再反論もお待ちしています(ご自身のブログでも結構です)。

なお高橋洋一氏もインフレ目標について書いていますが、これだけではよくわからない。彼はアゴラのメンバーなので、いつでも投稿できます。

コメント

  1. 故郷求めて より:

    飯田氏の反論読みましたが、結局具体的に「これをこうする」という政策はないのですね。だったら、飯田氏が「さっさとやれ」と言われることよりも、もっと「さっさとやるべき事」があると思います。規制緩和、年金改革、少子化対策、財政再建、医療制度改革、行政改革、農業改革、教育改革、いくらでもある。(リフレ派は「それいっぺんに解決するんです」と言ってきそうだけど)

    いっそのこと、中国にならって「改革開放路線」を宣言したらどうかと思います。情けない話ですが。

  2. jogmec63 より:

    結局のところ,どうやってインフレ期待をコミットするのかがわかりません。
    その部分はどうやるの?ってみんな気になっているんです。

    リフレ派は言わないだけで、上手いコミットメント方法を隠し持っていると思っていたのですが、本当にこれだけなのでしょうか?
    当該書も読みましたが、これでは大衆をミスリードしていると思います。

  3. takahashisyouji より:

    インフレ誘導は「政策」として良くない。

    失業率が高い状態で、インフレにしてしまうことは失業者や低賃金労働者の生活を追い込むことになる。政策としてインフレ政策を実施すべきではないでしょう。

    インフレターゲットを採用している国は、インフレは実現できていても、失業率は高いままです。
    ニュージーランド、カナダ、英国、スウェーデンでは、失業率が高いまま、雇用なきインフレになっています。

    インフレにならなければ、雇用が回復しない、ということもありません。小泉時代にはGDPデフレーターはマイナスであっても、2007年4月には失業率3.9%まで下がりました。

    雇用が回復したのち、雇用が継続して安定し、賃金もあがることで物価があがりインフレになる、というインフレが健全なインフレです。

    これだけ失業率が高い状態でインフレを起こすことは、悪い政治です。経済学的にどうかではなく、政治的に悪い政策です。