「自前主義」が国際競争力低下の元凶? - 松本徹三

松本 徹三

ネットで議論をしていると、「ソフトバンクは自前の設備投資をケチっている。それでも通信事業者か」とか、「他社や国に回線施設を作らせて、それにタダ乗りしようとしている(お金を払うのですから、「タダ乗り」という言葉を使うのはおかしいのですが)」とか、「お前ら、自分で何か開発したのか?」とかいう批判によく遭遇します。面と向かってそういうことを言う人はあまりいませんが、ネットの議論では匿名性故に「本音」が出るので、恐らく心の中で同じ様に思っている人達は結構いるのでしょう。


しかし、これは、近代工業社会の原則に反する「極めて奇妙なセンチメント」に基づいた批判だと思います。先ず、「自分が提供するサービスの為に使うものは、自分で所有せよ。自分で開発し、自分で製造すれば、もっと偉い」という考えには、全く合理的な根拠がありません。

レストランは客に食事をして貰うビジネスですが、その場所を自分で持っているとは限らず、建物や内装は全て誰かに作ってもらったものです。自分で畑や牧場を持っているわけでもなく、食材も調味料も全て外部調達です。レストランの仕事は、食材を選び、それぞれに工夫を凝らして「料理」し、全体の雰囲気作りをする「コーディネーション」です。

レストランを一例に上げましたが、これは全てのビジネスに共通することです。製造メーカーだって、殆どの部品は外部調達ですし、「OEM調達」や「外部委託」も常識です。

それなのに、「通信事業」ということになった途端に、「自前主義」を賛美し、そうでないものを排斥しようとする、このような奇妙なセンチメントが随所に顔を出してくるのは何故なのでしょうか?

それは、かつては全ての通信事業が国の事業であり、設備を作ること自体がその出発点だったからだと思います。そして、世界の通信事業者の中では群を抜いて大きな技術部門を持ったNTTが、今なお支配的な力を持っているからでしょう。従って、この「世界の他の国と比較すると全く特異な」日本の状況を「当たり前」と考えている人達の目から見ると、「世界の常識」が逆に「異端」であるかのように思えるのでしょう。

さて、ここからが問題です。

いつも言われている「日本の情報通信産業が国際競争力を持つ」ということはどういうことなのでしょうか?「日本で開発、或いは製造された情報通信関連の商品やサービスが世界で売れること」「日本人の能力が世界の情報通信業界で通用すること」「高質で安価な情報通信インフラが整った日本で仕事をすれば、他の国で仕事をするより生産性が上がること」等々でしょう。

日本の通信業界に君臨するNTTは、世界に例を見ない程に「自前主義*」が前面に出ている企業体であり、且つ、これを支える「巨大で有能な技術部門」も持っていますが、これは、残念ながら、上記の何れにもあまり貢献できていないようです。

* 英語では「Not Invented Here(自分で開発したものでなければ意味がない)」という言葉がしばしば使われています。

NTTがその発足時に範とした米国のAT&Tは、かつては典型的な「自前主義」の企業体であり、「ウエスタン・エレクトリック」という機器製造部門*まで持っていました。ITUは国連の下部組織で、世界の通信標準を決める機関ですが、アメリカ人から見ると、ITUは、「欧州の、欧州による、欧州のための標準機関」であり、アメリカでは、「ベル・ブルーブック」というものに記載されているものが、長い間、唯一の実質的な「標準」でした。

* 日本では、NTTは発足時から製造部門は持たず、NECや富士通のような会社がその役割を果たしました。

アメリカにもAT&Tの息のかからない「独立系電話会社」というものが存在し、ITTやGTEといった通信機器メーカーもありましたが、ITTやGTEはとっくの昔に消えてなくなり、「独立系電話会社」も、大きいものとしては、現在ではSprintが辛うじてその原型を残しているだけです。

AT&Tの技術部門の一部と「ベル研究所」「ウエスタン・エレクトリック」は、自ら独立して「Lucent
Technology」となりましたが、これは「折角強い技術があるのなら、それをAT&Tだけの為に使うのは馬鹿げており、当然世界市場に売っていくべきだ」と考えたからに他なりません。つまり、「当然の理」に従って、AT&Tは、自ら「自前主義」に決別したのです。

どんな有能な技術者でも、身内だけで仕事をしていて、世界の荒波にもまれなければ、その技術力に磨きをかけることは出来ません。厳しい競争に打ち勝って歓喜し、負けて打ちひしがれる経験を重ねなければ、小さく固まった「ひ弱な存在」にとどまってしまいます。勿論、世界で通用する人材を育てることも出来るわけはありません。

NTT分割論がホットだった1990年代に、もしNTTが、当時まさに進行中だったAT&TによるLucentの「自主的分離」に倣い、自らの技術開発部門を分離してこれをNECと富士通に合流させていたらどうだったでしょうか? そして、その時点で、例えば「5年間は『委託開発』の名目でそのコストを負担する」というような取り決めをしていたとしたらどうだったでしょうか? NECや富士通(或いは、その統合体)は、世界の情報通信業界の一方の旗手として存続し、例えばドイツのSiemensと合体して、スエーデンのEricssonや中国のHuawei、仏・米連合のAlcatel-Lucentと並ぶ存在になれていたかもしれません。

一方、サービス事業者としての通信事業者は、顧客に対し、「最高の技術で支えられた最高のシステムを、最低の料金で提供する」のが責務ですから、世界中のメーカーと関係を持って、その中からベストのものを選んで採用するのが当然です。仮に自らのグループの中に開発部門を持っていたとしても、「そこで開発されたものが他社で開発されたものに及ばなかったとしたら、採用しない」というのが、当然のあるべき姿だと思います。

「通信」の世界は、標準化された技術をベースに、大手各社が世界市場を対象に、「技術開発と製造」、「建設と保守」、それに「金融」を交えた総合力で競い合う世界です。これに対し、「情報サービス」の世界は、「アイデア」と「開発力(集中力)」、「マーケティング能力」をすさまじいスピードで競い合う世界であり、俗に「Winner
takes everything(勝者が全てを取ってしまう)」と言われるように、「昨日までの勝者も一瞬にして没落する」厳しい世界でもあります。

この何れの世界においても、「自前主義」などというものが、全く見当はずれなものであることは自明です。日本の一部に、まだそのような古色蒼然たる考えに捉われている人達がいるとしたら、こういう人達の考え方こそが、日本の情報通信の国際競争力を殺ぐ元凶になっていると言わざるを得ません。

コメント

  1. heridesbeemer より:

    ソフトバンクに、NIHをやってないのは、けしからん、と批判する人がいるのですか。それは、確かに、へんてこな話ですね。

     まぁ、docomo/MOAP, KDDI/KCP+みたいに、本来、オペレータが首を突っ込むべきでないところに、首をつっこんでないだけ、SBMは、よっぽど、私はましだと思いますが。。

  2. phantom_pain2 より:

    レストランで例えるのも無茶苦茶な話ですが、
    あえてレストランで例えるなら、
    SoftBankは料理もせずに他の店で作られた料理を「うちによこせ、値段はSoftBankが決める」と言ってるだけ。
    「その値段ではできない」と言われたら、「これこれこーすればできるはずだ、だからやれ」と言い出す。

    だから言われるんですよ「だったら自分で作れよ」と。

    そうすると「これはSoftBankでは作れないんだよ、だからあんたが作って提供する義務がある、ウチの言い値で。うちも買うし、他の人も買う、だからたくさん売れるし万々歳じゃないか」と。

    そんな他人に迷惑をかけるレストランは嫌ですね、自分は。

  3. https://me.yahoo.co.jp/a/u540mrdbVIb5etvNTFCFUJ40iuo- より:

     設備を含めて競争せよというのが池田さんの意見だったので、松本さんの意見がこれに反することをアゴラで最初に指摘したのは私だと思います。(単に喧嘩を煽るのが好きなだけですが、結果的に池田さんに削除されるケースが多いです。w)
     他人の設備を使ったビジネスモデルが存在するのはその通りだと私も思いますが、安く使わせろというのは筋が通りません。
     「最高の技術で支えられた最高のを、最低の料金で提供する」のは責務ではなく、そうしないと客が付かないからです。消費者は最高で無くても価格とのトレードオフで意思決定すると考えるのが資本主義だと思いますよ。

  4. uncorrelated より:

    競合2社と比較して、電波状況が悪いと言われるのに設備投資量が少ないとか、vodafone買収後に設備投資量を年々減らしているとか、そういう点を指摘しているのではないでしょうか?
    南大東島までエリアが充実している状態なら、設備投資量が少なくともあまり文句を言うユーザーはいないと思います 😉

  5. shuu0522 より:

    松本様

    いつも話がNTTの話など他社の話になりますが、なぜソフトバンクの話をしないのでしょうか?
    他社のことをどうこう言う前に、自社のことを語ってはいかがでしょうか?

    「ソフトバンクは自前の設備投資をケチっている。それでも通信事業者か」と言われたら、ソフトバンクの設備投資について、語っていただきたいです。NTTの話はどうでもよいのです。

    「他社や国に回線施設を作らせて、それにタダ乗りしようとしている」と言われたら、
    対象会社と合意なくフェムトセルを勝手に拡大受付を開始した経緯について、しっかり説明すれば良いのではないでしょうか?一種電気通信事業者がFONをばら撒くことの是非や、ADSLでの緊急呼を提供できる品質は確保できるのか?など、語るべき内容はたくさんあるはず。

    批判に対して、ソフトバンクとしての説明もなく、他社の話をすることこそナンセンスです。
    ソフトバンクについて詳しい立場である松本様だからこそ語れる話があると思います。そんな記事を提供していただけることを期待しています。

  6. henachoco_e より:

    議論がすり替わっているような気がします。
    >他社や国に回線施設を作らせて、それにタダ乗りしようとしている
    という批判と、
    >お前ら、自分で何か開発したのか?
    という批判は全く別の議論です。
    後者は、松本さんがSimロック解除の議論で、今更i-modeの話などを持ち出してキャリア主導のアプリ・サービス開発の優位性を説かれたことへの批判のような気がしますが。
    前者は”光の道”の話ですね。
    >お金を払うのですから、「タダ乗り」という言葉を使うのはおかしいのですが
    リスクは政府保証という形で国が背負うんですよね?それともアクセス回線会社は政府保証無しで資金調達するんですか??国は一切株式を保有しないんですか??

  7. henachoco_e より:

    >NTT分割論がホットだった1990年代に、もしNTTが、当時まさに進行中だったAT&TによるLucentの「自主的分離」に倣い、自らの技術開発部門を分離してこれをNECと富士通に合流させていたらどうだったでしょうか?

    この意見には大賛成です。この点だけを取ってみてもNTT(とドコモ)と他のキャリアは全く公平ではないでしょう。

    >日本の通信業界に君臨するNTTは、世界に例を見ない程に「自前主義*」が前面に出ている企業体であり、且つ、これを支える「巨大で有能な技術部門」も持っていますが、これは、残念ながら、上記の何れにもあまり貢献できていないようです。
    >* 日本では、NTTは発足時から製造部門は持たず、NECや富士通のような会社がその役割を果たしました。

    しかし、これは言いすぎです。通研やNELが怒りますよ。
    通研無しではi-modeもW-CDMAも開発できなかったでしょう。勿論、i-modeもW-CDMAも失敗だったと結論付けられているのなら話は別ですが。

  8. moto_2000 より:

    他社批判と自社自慢、マーケティング手法であるとは思うのですが、日本人的感覚からすると読んで気持ちの良いものではありません。

    NTTが悪い、政府が悪い、800MHz帯が無いから悪いと、無い物ねだりと泣き言は聞き飽きました。

    レストランに例えるなら、ドコモ商店から買ってきたもののプライスタグを付け替えて、機能を落として再販みたいな感じではないでしょうか。
    ついにブラウザ仕様もドコモに合わせたというか、お下がりを貰う事になったんですよね。

    そんなネガティブな事より、年度末までにどうやって6万局整備するのか、過去に達成出来なかった4.7万局整備とどこが違うのか、POP-iはどうなったのか、緊急地震速報はもう諦めたのか、SBM携帯電話端末のWiFi接続はなぜ遅いのか(ドコモの3G接続より遅い)など、テクニカル面の話が聞きたいところです。

  9. Qui より:

    いつもは納得できる論もあるのですが、今回の松本様の投稿は、コンプライアンスを疑わざるをえない論説ですね。

    日本では、周波数という有限の資産を免許制で割り振っています。当然、有限の資産なので、与えられた周波数をきちんと運用するよう電気通信事業法が定められています。一企業が周波数を確保して設備投資しないようなことがあると、有限たる日本国民の資産が無駄になるからです。

    海外ではどうであれ、日本で通信事業を展開する以上は日本の法令に従う義務があります。
    設備投資をしたくないのであれば、MVNOの通信事業者になればよろしいのではないでしょうか?

    ネットでの匿名多数による指摘は、MNOの義務を果たしましょう、と言っているだけです。

    ネットでの匿名による不特定多数に対する反論が大変なようであれば、
    ・社団法人テレコムサービス協会 MVNO協議会
    ・総務省
    に対してMNOの義務について反論なさればよいのではないでしょうか。

    繰り返しますが、ソフトバンクモバイルが周波数をきちんと運用できる設備投資をしないのであれば、日本通信のようにMVNOになればよいだけの話です。
    MNOでありながら、MNOの義務を果たさず権利だけを主張するから多数の人から義務を果たせ、と言われているだけでしょう。

    私には、ただそれだけの簡単な話に思えて仕方ありません。

  10. 松本徹三 より:

    phantom_paicさんのコメントは何を言っておられるのかさっぱり分からず、お答えする気になりませんが、他の方のコメントは理解できるところもあります。しかし、「ソフトバンクが周波数を与えられているのに使っていない」というのは相当な事実誤認です。

    ソフトバンクの設備投資額は公表されていますから見ていただきたいのですが、ボーダフォンの買収を行ったその年には設備投資額をボーダフォン時代の計画から倍増させています。という事はボーダフォン時代に3年がかりでやる計画だったものを前倒ししたのです。その為に、これに続く2年間は前倒しした分だけ設備投資額が減っています。

    「ソフトバンクが3年間の投資計画をボーダフォンの当初の計画通りにして、前倒しだけすればよいと考えたことが誤りである」というご批判は甘んじて受けるべきだと思っています。しかし、与えられた周波数は都心部では使い切っていて余裕は殆どないのが現状です。もっとセルスプリットをすればよいではないかと言われるかもしれませんが、都心部では置局場所の確保も難しいことをご理解ください。

    この様に周波数が目いっぱい使われているからこそ、1.5GHz帯の2Gはドコモの計画より早く停波し、現在HSPA+を鋭意建設中です。

    なお、「設備(特に鉄塔や管路)の重複は極力やめるべき」というのは、何もソフトバンクだから言っているのではなく、欧州では常識になっていることです。環境対策にもなること故、むしろ国やユーザーから声を上げて頂きたいことです。

  11. 松本徹三 より:

    「お前はソフトバンクの役員なのだから、ソフトバンクのことだけを喋れ。他社の問題にすり替えるな」というご意見を幾つか頂きましたが、賛同しかねます。別に自社の問題をすり替えているわけではなく、おかしいことをおかしいと申し上げているだけです。今後とも他社のことでおかしいと思うことがあれば、歯に衣着せずどんどん批判させて頂きますので、悪しからずご了承ください。

    特にNTTの問題は、産業全体に対する影響が大きいので、批判の手を緩める積りはありません。NTTの人が憎くてそうしているわけではなく、ましていわんや、自社が有利になる為にそうしているわけでもありません。日本の情報通信産業が健全に発展していく為に、それが必要だと思うからそうしているのです。

    私が勤めている会社のことは、ここを先途と皆さんからご批判を受けますから、嫌でも何らかのコメントをしなければなりません。他社の役員の方々は、こういうコラムは相手にされず、従って、さぞや気楽なことでしょうが、私は自ら進んでコラムを書き、種々のご批判も受けて立っています。

    不適切なことを言うと社内で叱られますから、これでも相当苦労はあります。全てのことにお答えするには、多少時間がかかることはありましょうが、最後まで逃げを打つ積りは毛頭ありませんので、辛抱して付き合ってください。

  12. 松本徹三 より:

    phantom_paicさんのコメントは何を言っておられるのかさっぱり分からず、お答えする気になりませんが、他の方のコメントは理解できるところもあります。しかし、「ソフトバンクが周波数を与えられているのに使っていない」というのは相当な事実誤認です。

    ソフトバンクの設備投資額は公表されていますから見ていただきたいのですが、ボーダフォンの買収を行ったその年には設備投資額をボーダフォン時代の計画から倍増させています。という事はボーダフォン時代に3年がかりでやる計画だったものを前倒ししたのです。その為に、これに続く2年間は前倒しした分だけ設備投資額が減っています。

    「ソフトバンクが3年間の投資計画をボーダフォンの当初の計画通りにして、前倒しだけすればよいと考えたことが誤りである」というご批判は甘んじて受けるべきだと思っています。しかし、与えられた周波数は都心部では使い切っていて余裕は殆どないのが現状です。もっとセルスプリットをすればよいではないかと言われるかもしれませんが、都心部では置局場所の確保も難しいことをご理解ください。

    この様に周波数が目いっぱい使われているからこそ、1.5GHz帯の2Gはドコモの計画より早く停波し、現在HSPA+を鋭意建設中です。

    なお、「設備(特に鉄塔や管路)の重複は極力やめるべき」というのは、何もソフトバンクだから言っているのではなく、欧州では常識になっていることです。環境対策にもなること故、むしろ国やユーザーから声を上げて頂きたいことです。

  13. 松本徹三 より:

    moto_2000さんのご批判もちょっとよく分かりませんね。我々が興味があるのは、世界での大きな流れに合わせていくことであって、失礼ながら、ドコモさんのガラパゴス仕様にお付き合いする積りはあまりありません。

    フェリカはドコモとソニーが先行したので、auとソフトバンクも付き合いましたが、世界に広がらないのでヤキモキしています。モバイル放送については、欧州で盛り上がっているIMBという方式で独自にやることも一応検討しましたが、みんなでやらないと採算が取れないことがはっきりしているので、ドコモさんの陣営に合流することにしました。

    PoPiはもともとがあまり良い考えとはいえませんでしたが、その後iPhoneやAndroidの流れがはっきり見えてきましたので、中止しました。中止が当然だと思っています。

    私はおかしいと思うことをおかしいと言っているだけです。日本の情報通信産業がよい方向へ行くようにというのが私の唯一最大の望みです。そうでなければ、頼まれもしないのに毎回アゴラに長い記事を書くインセンティブがありますか? 「泣き言」なんて馬鹿々々しい。私はそれほど暇人ではありませんよ。会社の宣伝がしたければ広報部に頼んでおけば済むことですし。

  14. shuu0522 より:

    松本様

    物事にはバランスというものがあります。
    他社の問題点を指摘することも重要ですが、自社の問題を棚に上げて、
    自社利益を目的とした他社批判ばかり繰り返すのはいかがなものでしょうか?
    そんな人間を信用できますか?
    まず語るべきことが他にあるはずです。

    ・対象会社と合意なくフェムトセルを勝手に拡大受付した経緯について。
    ・一種電気通信事業者がFONをばら撒くことの是非について。
    ・ADSLでの緊急呼を提供できる品質は確保できるのか?
    ・100機種以上のセキュリティ不具合を放置したままなのはなぜか?(ドコモは対処済み)

    ソフトバンクの話題だけでも尽きないかと思います。
    しっかりとこうした話題を説明したあとで他社の問題を指摘すべきです。