民主党の代表選挙は、小沢一郎前幹事長が出馬を表明し、風雲急を告げてきました。ここで小沢氏が代表になれば、国会が「政治とカネ」で荒れることが予想され、彼が負ければ分裂含みで、いずれにせよ政局は大きく動きそうです。「円高・株安のときに内輪もめをしている場合ではない」とか「3ヶ月で首相が変わるのはよくない」という意見もありますが、今はそんな目先の話をしている状況ではないでしょう。
ネット上では、意外に小沢氏への支持が多いのが目立ちます。ここまで政治が迷走を続けると、彼の「剛腕」に期待する人が多いのでしょう。確かに小沢氏はここ20年、一貫して日本の政治の中心にいましたが、政策的な実績はほとんどありません。代表選でも、どういう政策論争が行われるのかは、いま一つよくわかりません。そこで「アゴラ」では、小沢氏や民主党政権の評価、あるいは今後の政策的な課題などについて、みなさんの投稿を募集します。いつものように、床屋政談的な印象論は歓迎しません。具体的な事実にもとづいた論理的な意見をお寄せください。投稿規程はこちら。
コメント
小沢氏が出馬すると「政治とカネ」で荒れることが予想されるというのは、文末の「具体的な事実にもとづいた論理的な意見をお寄せください」と明らかに矛盾していると思います。小沢氏の「政治とカネ」にまつわる具体的事実とは、法律のプロである検察が起訴できないと判断したという事実があるだけです。それにもとづけば、政治とカネで荒れる予想するのはまさに床屋談義の印象論でしょう。政策論争にしても、小沢氏の政策は、去年の衆院選のマニフェストに明確に記されており、後はそれを本気で実現しようとするかどうかでしょう。国民もバカではありませんから、消費税増税が近い将来必要になるだろうことは、わかっていると思います。ただその前に一国のリーダーが、その痛みを少しでも軽減しようと真剣に奮闘してくれるかどうかです。その姿を見せてくれることで痛みの質がぜんぜん違うと思います。
期待した菅とその仲間たちが予想外の腰抜けだった。何を怖がっているのか官僚・検察・マスコミに擦り寄るばかり。混乱は避けられないだろうが、それでも小澤のほうがましというところ。