尖閣諸島の漁船衝突問題ー小谷 まなぶ

2010年10月29日 11:49

 尖閣諸島の漁船衝突問題は、日中間の領土問題に発展して、日中国交回復以降で、一番厳しい状況にあると言われている。


 昨日、中国の元国営機関紙で総経理(社長)をつとめていた中国の要人とお会いして話をした。その際に、話していた内容を紹介したいとおもう。『尖閣諸島の漁船衝突問題は、漁船がぶつかった事が大きな問題ではなく、衝突した後の処理が、日本の国内法で処理していることに、中国側としては、問題を感じている。日中間で領土問題あるのは、日本政府も知っているのに、この処理方法に関して、海上衝突に関する国際法で、処理を行えば、ここまで問題が大きくなることは無かった。尖閣諸島の領土問題は、今から30年ほど前に、日中間の取り決めで、解決できる時期が来たら、解決しよう。と将来に問題解決の手段を日中間で引き伸ばしたが、今回、日本が突然、尖閣諸島で行った問題に対して、日本の国内法で断固たる処置をすると語り始めれば、中国側としても、領土問題に関する主権があることを唱えなければ、中国側には、領土問題がなかったことになる・・・』と語っていた。

 それと、付け加えて話していた。『去年、民主党に政権が変わったときには、中国にたくさんの国会議員が来て、日中友好のイベントを行っていたが、同じ党でも、政権が変わったとたん、突然、日中間の領土問題に刺激することを行った。中国人民も民主党の行動が良く分からなくなる。』と話していた。
 日中友好は、日本と中国の間で可能か?という質問をしてみた。その要人は、『日中友好は、若い世代を中心に可能だよ。私の子供も、日本のことが好きで、アニメ、ゲーム、漫画本など、家にある子供の物の多くは、日本のものです。東京に行った際には、秋葉原や渋谷などに行って、たくさん買い物してきましたよ。』
 と、話していた。
この話は、決して公式な話でもなく、個人的にお付き合いしている方からの話を書いてみた。中国には、もうすでに3万社を超える日本企業が進出していると言われている。中国が改革開放路線をたどってから、多くの日本人が中国に来て社会貢献できる事業を行ってきた。中国人は、日本メーカーの製品が好きな理由は、そのような企業努力があったからである。私自身、中国在住の日本人として、あまり騒ぎを大きくするのは望んでいない。両国が平和で、経済的な発展ができれば、それでいいのではないだろうか?

■小谷まなぶの中国ビジネスブログ

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