【本日18:30開催】12月のアゴラ起業塾:超低燃費レーシングエンジンを作ったベンチャー

アゴラ編集部

山崎正弘:「エンジン(内燃機関)の時代は終焉を迎えたのか?」

今回の起業塾では、ル・マン24時間レースに参戦したスポーツカーにエンジンを供給する山形発技術ベンチャー、株式会社ワイ・ジー・ケーの創業者 山崎正弘氏をゲストにお迎えします。

環境負荷低減の意識が高まる中、自動車産業の分野ではハイブリッドから電気自動車への動力の転換が急速に進んでいます。ワイ・ジー・ケー社では、レーシングカーに搭載された実績をもつ高性能ながら静音性にも優れたオリジナルガソリンエンジンを開発してきた歴史に加えて、ガソリンエンジン時代の黄昏といわれるこの流れの中、従来よりも環境への負荷を抑えた新しいエンジン技術を日本のベンチャーとして独自に開発されました。2008年からは大手ガス機器会社の家庭用発電機(マイクロコジェネ用効率エンジン)にも採用され、スマートグリッド分野への貢献が期待されています。


また同社が東海大学と共同開発したレーシングカーは、大学チームとしては世界初のル・マン参戦を果たしており、産官学連携事業への取り組みという面においても、日本唯一の異彩のベンチャーといえるでしょう。

本年度最後のアゴラ起業塾では、世の中を変えるテクノロジーを産み出したベンチャ―設立の道のりとその技術、オリジナリティに富んだイノベーションのポイントほか、メイド・イン・ジャパンの展望についてお話を伺います。

【講師紹介】
山崎正弘(やまざき まさひろ) :株式会社ワイ・ジー・ケー代表。

1951年 山形県生まれ。1970年大学進学の為上京、学生時代より数々のベンチャーを立ち上げる。1991年 自身の経営する教材企画・製作・販売の山崎教材を子供のころからの『ENGINEを作る』という夢を叶えるべく(株)ワイ・ジー・ケーに組織変更し、イエローマジック事業部を設立しスポーツカーの開発に着手。以降国内外のレース活動等を通じて高熱効率・環境低負荷型エンジンの研究開発を続け、2001年に環境低負荷型エンジンを完成した。2004年社団法人日本機械学会・技術賞受賞。2007年より大手都市ガス会社と高効率エンジンを共同開発、同エンジンを知財移転契約したマイクロコジェネ用高効率エンジンは、2010年より量産化販売が始まっている。(株)ワイ・ジー・ケー社は、「燃焼の最適化」、「最新の制御」、「バルブタイミングのモニタリング」を掲げ、山形を発信源としてグローバルな展開を行っている。
YR40エンジン

開催のご案内
開催日:2010年12月17日(金)18:30~20:30
場所:T’s渋谷フラッグ 地図
司会:池田信夫(アゴラ編集長)、西和彦(アゴラ起業塾塾長)
定員:48名(先着順)
主催:アゴラ起業塾運営委員会

タイムテーブル
18:10 開場
18:30 講演開始
20:30 講演終了
講演終了後、質疑応答と名刺交換の時間がございます。

入場料
一般8,000円 学生4,000円 ※お名刺/学生証をお持ち下さい
☆早期割引☆
12月10日(金)迄にご入金いただける方
一般6,000円 学生3,000円

お申し込み方法
まずはこちらの専用フォームよりエントリーをお願いします。エントリー後、フォームに記載の弊社口座への入金確認を以て、お申し込み手続き完了です。(※先着順に承ります。)
12月10日までは、早期割引特典もございますので、ぜひお早めにお手続きください。

みなさまのご来場をお待ちしております。

アゴラ事務局