ベンチャーとはなにか?....30ミリオンクラブへようこそ  - @ogawakazuhiro

2011年01月20日 10:38

先日のエントリーで映画『ソーシャル・ネットワーク』を取り上げたところ、たくさんのRTや”いいね!”をいただきました。マーク・ザッカーバーグに話が集中しやすいFacebook(創業者ですからね^^)ですが、その成長に大きな勢いを与えたショーン・パーカーに、これまであまりスポットライトが当たってこなかったことに僕は不満でした。だから、このエントリーでショーンに関心を持つ方が増えたことをうれしく思います。
彼は毀誉褒貶の激しい人ですが、そもそも起業家って、そういうエネルギーを持て余し、さまざまな欲を持っている、もしくはそのことを自覚している人がなるものです。野心、野望をなぜか罪悪視しやすい日本人ですが、大望を抱き、それに邁進する姿を礼賛してこそ、社会の活性化につながるんです。

さて、本題です。
ベンチャーとはなんでしょう?
中小企業とは何が違うのでしょう?

起業家とはなんでしょう?
自営業を始めるのとは何が違うのでしょう?


もちろん正解はありません。答えは人それぞれです。

なので、ここで書くことは僕が考える解にすぎません。その前提でいいますが、ベンチャーとは 生涯獲得賃金を前倒しにして受け取るために必死で働くことです。
ベンチャーには出口戦略(イグジット)というのがあって、最終的にIPO(上場すること)するか、M&A(大企業などに買収してもらうこと)を狙うか、の二つに一つを結果的に選択します。
もちろん、そのどちらも狙わずに、安定した中小企業という立場を選ぶ人もいます。さらに言えば、IPOをしたあとで、さらに大企業化を目指すという人もいますが、それらはもはやベンチャーではない(ベンチャーを卒業した)、ということになります。

どの出口を選ぶかはおいて、起業するということ、ベンチャー企業を興すということは、原則として一気に働いて一気に結果を出すことで、自分の人生に新しい可能性を生み出すトライアルなんだと僕は思います。一生分の仕事を数年でやって、一生分の賃金を数年で稼ぎ、あとはその成果を使って新しい試みにシフトする。人生はとてもとても短いので、早めに稼いで可処分所得と可処分時間をなるべく若いうちに得る。それがベンチャーの本質だと考えます。
だから、上述の出口戦略のうち、IPOを目指す人は、IPOによって獲得した可処分所得を使っていい家やいい車に住んだとしても、同じくIPOによって獲得した可処分時間を自分の会社を大企業へと成長させるために使っていく。M&Aを選んだ人は、可処分所得と可処分時間を、それまでの自分の会社経営とは別のことに使います。若くしてリタイアする人もいるし、(ビル・ゲイツ夫妻のように)社会福祉活動に生き甲斐を見いだす人もいる。また新たな起業にお金を使えば、その人は連続起業家(シリアル・アントレプレナー)といえるし、誰かに投資するならば個人投資家(エンジェル)になったと言えるでしょう。

日本人の生涯獲得賃金は3億円くらいらしいですね。普通の大卒社員なら40年くらい働きます。ということは、平均で年収750万円くらいということになります。ベンチャーとは、起業家とは5-10年で40年分くらい一気に働いて、一気に稼ぐ。稼ぎを前倒ししてもらうために死ぬほど働く。という人たちです。
同じ3億円でも25歳でもらえるのと、65歳でもらうのとでは全く意味が違います(できれば3億ではなく、もう少しハードルを自分で上げましょう。目標金額の算出方法は後述)。
若者の方が本当はお金を使うことを楽しめますからね。65歳ではゴルフ以外のスポーツはあまり楽しめないし、恋も冒険もなかなかに難しくなります。ファンションの幅もなくなります。

つまりお金はモードな服が似合う年齢のうちに手に入れた方が価値があるんです。
髪が薄くなり、腹が出てからプラダに行っても、それほど楽しめない、そうでしょう?

ベンチャーとは、そういう試みです。
若者が草食化し、大学生が大企業志望になりすぎて採用側とのミスマッチを起こし、内定をもらえなくてさらに弱気になってくる。そういう連鎖を断ち切るには、多くの若い世代が「俺は生涯獲得賃金を前倒しにもらってやる」、そう思うしかないんです。社会を恨んでもしょうがない。自力で変えるしかないんです。

分かりやすく人生の目標を立てたい人に、僕は30ミリオンクラブ(サーティーミリオンクラブ)というコンセプトを提唱しています。いまから起業を目指したり、社会的な成功を夢見る野心溢れる若者(50歳過ぎていても、残り人生を前倒ししてやる!と思う人は、サミュエル・ウルマンの『青春』を引合に出すまでもなく、”若者”と言えます!)に、簡単に目標を示せるコンセプトです。30ミリオンとは3,000万です。

以下に記します。

「30ミリオンクラブとは、年収3000万円を目指すという意味ではありません。30ミリオンクラブは、年収3000万円×(就労年数-あなたの年齢)=生涯獲得資産目指す、成功の方程式をシンプルに捉えることです。
仮にあなたが25歳として65歳で引退するならば、残りの就労年数は40年です。3000万円x40年であれば、あなたの目標獲得金額は12億円です。あなたが40歳なら、3000万円x25年で、目標金額は7.5億です。その場合は、平均的な人生より4.5億円分多く働く、しかも短期間で、ということになりますね。
一発で稼いでもいいし、毎年に平準化してもいいですが、老人になってお金をもらっても楽しい使い道がありませんので、前倒しして考えましょう。 年収3000万円とは、日本の富裕層の該当条件ですが、確かに3000万円あると、極端な無駄をしない限り、足りないということはありません。 お金で幸せを買えませんが、たいていの不幸を回避することはできます。 人生のゴールを数値化することで、成功イメージを実体化しましょう。 30ミリオンクラブは、あなたの人生の目標をシンプル化し、実現を近づけるためのコンセプトです」

どうでしょう?
あなたも30ミリオンクラブに入りませんか?
どうやったら30ミリオンクラブの目標を実現できるか、を考えることは人生を豊かにすること、そのために前倒しで働くこと、そのモチベーションを生み出すことになります。
学生なら、大企業に入って一生勤め上げても実現できないことを理解するべきです。ゴールドマン・サックスの上級パートナーになれれば別ですが(笑)
大企業に入る、安定した職業につく、ではなく、30ミリオンクラブに入り、その実現方法を考えれば、就職先も多様化します。上場したGoogleにいまからはいるより、これから上場するFacebookに入る方が、30ミリオンクラブの目標達成には都合がいい。
大企業に入るより、ベンチャーに入って頭角を示すことを狙った方が、そしてもちろん自分で起業する方がいいわけです。

そう思いませんか?
(興味ある人はFacebookで僕にコンタクトしてくださいね)

最後に、特に学生のみなさんには大事なことを一つ言っておきます。
成長の可能性や社会貢献ができるベンチャー、革新的な技術やコンセプトを持っている注目のベンチャーで働けば、仮にそのベンチャーがつぶれたとしても、あなたが一所懸命働いていさえすれば必ず転職先が見つかります。

だから安心して就職していいんですよ(笑)

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