食料自給率なんてナンセンス

2011年01月22日 21:17

先ほどの岡田さんの記事には、重大な事実誤認があります(この記事はBLOGOSに転載しないでください)。

食料危機の場合、重要なのはカロリーベースでの自給量だと思われるのですが、金額ベースの自給率に意味があるとする説明がなく、文意が理解できません。

これは「カロリーベース」の意味を誤解している。大西宏さんのいうように、カロリーベースなどというのは農水省の偽造した数字で、他にこんな計算をしている国はない。

戦後、非武装中立論が大きい力を持ちました。それが有効な議論であるためには他国の脅威はあり得ない、あるいは脅威があっても問題はないという論証が必要でが、残念ながらそれを聞いたことはありません。それと同様、この問題の議論では食料輸入が途絶する可能性、そうなった場合の具体的な対応策を示す必要があると思われます。

そういう論証は、多くの経済学者も農業の専門家もしています、あなたが知らないだけです。たとえば藤沢数希さんの記事でも読んでください。それが理解できなければ、『「食糧危機」をあおってはいけない』を読んで勉強してください。アゴラでは論争は歓迎しますが、単なる無知の表明はお断りします。

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池田 信夫
アゴラ研究所所長 SBI大学院大学客員教授 学術博士(慶應義塾大学)

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