Google+はFacebookクローンか、Facebookキラーか? - @ogawakazuhiro

2011年07月11日 01:27

β公開ながら、既に450万人の登録ユーザーを持つに至ったGoogle+。僕も早速登録して試していますが、これがなかなかうまくできている。モバイル対応や日本語対応もほぼ完璧で、さすがはGoogle、といった感じです。

しかし、Facebookクローンとしてはよくできていても、Facebookキラーとなれるかどうかというと、それはまた別問題。
Facebookとの最大の差別化ポイントは、サークルと呼ばれる、人間関係の親密さや距離感の別によって作る一種のグループ機能です。人間関係にタグをつけるといってもいいかもしれません。
人間関係、すなわちソーシャルグラフを細分化していこうというのは意欲的な試みかもしれませんが、実のところ面倒くさい(笑)


初めの頃こそ、これを面白いと感じ、サークル作りにいそしんでみるものの、結局のところ、こうしたファイリングはそれなりに頭を使うクリエイティブな作業です。そこに大きな意義を見い出せなければ疲労を伴うだけです。Facebookにおいて、人間関係は一つのカテゴリー内にありますが、例えば友人と親友、恋人の区別をわざわざ”電子的”に区分けしなくても、内緒話であればグループを作ればいいし、メッセージ機能を使えば事足りる。常に恋人同士の会話を秘匿する必要も実のところないはずなのです。

つまり、Facebookはパーティに参加することであり、必要に応じてパーティ会場を離れて庭やテラスに出れば、ひそひそ話をすることはカンタンにできるように、Facebook上でも同じことは可能です。
ソーシャルグラフを”数学で割り切れるような”構造と考えるところがGoogleらしいといえばそうですが、この面倒臭さが結局Google+離れを生む気がします。なにより、Facebookとの違いが”それだけ”であれば、より多くの人が参加しているFacebookを選ぶのが自然です。Google+が7億人の声を聞くことはない、僕はいまそう思っています。

もちろん、Googleが、より優れた一手を、今後考えてくれば話は変わってきますが・・・。
今日のところは、Google+の理屈っぽさが、飽きられる可能性が高い、そう言っておきます。

via ogawakazuhiro.com

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