きょうから「アゴラ研究所」になります

2011年12月01日 09:00

株式会社アゴラブックスは、今日から株式会社アゴラ研究所と社名を変更し、研究・教育活動に力を入れます。

ウェブサイトや電子出版の事業は今までどおり続けますが、来年1月からマイクロソフト会長のビル・ゲイツ氏と共同で、エネルギー問題についての最新情報やデータベースを提供するウェブサイトGEPR(Global Energy Policy Reseach)を日本語と英語で公開する予定です。今後は「仮想シンクタンク」としての活動を拡大していきたいと思います。


普通の先進国にあって日本にない産業の一つが、政策シンクタンクです。これは自民党の長期政権のもとで政策の競争がなく、霞ヶ関が政策立案を独占してきたためです。しかし戦後の高度成長を支えてきたシステムが根本的な見直しを迫られている今、その古いシステムの中で軌道修正するのは限界があります。現在の政治の混迷は、このような行き詰まりに起因すると考えられます。

他方、アカデミズムも十分に機能していません。メディアがこれだけ発達した時代に、大教室授業のような非生産的な仕事に勤務時間の大部分を費やし、研究成果を学会で発表するだけで社会的な影響力がほとんどない。昨今のTPP参加をめぐる騒動では、初歩的な経済学も理解していない自称エコノミストの発言が経済学者を圧倒しました。アゴラは研究者に発言の場を与えることが一つの目的ですが、今後は大手メディアとも競争できる媒体にしたいと思います。

社会人教育にも力を入れます。日本の高等教育は、高校を出た若者に規格化された知識を教え込むだけで、社会人になったあとは「企業特殊的スキル」しか習得できないので、つぶしのきかない汎用サラリーマンになってしまいます。社会人が会社を脱出するためには、外の世界の知識と人脈を身につける必要があります。そのためのセミナーや勉強会も増やす予定です。

こうした活動を支えてくださるスタッフを募集しています。英語が母国同様にでき、エネルギー問題に興味のある方(専門知識は必要ではありません)。主な業務は、GEPRのwebmasterとして論文の編集や著作権の処理をすることです。大部分の仕事は在宅でできますので、拘束時間は週1日程度です。くわしいことは事務局までお問い合わせください。

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