雅楽へ著作使用料請求の顛末

2012年12月18日 12:04

ソフトの著作権などは厳格に保護されなきゃならないのは当然なんだが、それを二次的に利用する場合、使用料みたいなものを徴収するシステムも必要になります。音楽では日本にJASRACってのがあり、そこが代行して回収している。ネット上ではなぜかこのJASRACへの反感、というか批判が強いです。


著作権者の権利は守られるべきだし、表現者のためにも著作物で食べていくことができるのは重要です。ネットで二次使用が多発している時代に入り、回収が難しくなっているのも確か。ただ、JASRACのやり方も批判される点は多いわけで、居丈高で硬直的な姿勢も直したほうがいい。個人的には、音楽出版やレコード会社のほうが「極悪」なんじゃないか、と思いますが。

ネット上での著作物使用については、各配信サービス業者がJASRACと契約し、まとめて利用料を払うようにもなってます。ニワンゴもニコ動などの「歌ってみた」的なユーザー使用を肩代わりしている。この「ねとらぼ」によると、NHN JapanがJASRACと利用許諾契約を結び、livedoor Blogで歌詞を掲載できるようになったらしい。

当アゴラもlivedoor Blogにはお世話になってるんだが、ようするにNHN Japanが利用料を肩代わりしてくれてる、ということでしょう。これ、ネットで誰もがブログなどを配信することができるようになり、著作権侵害でJASRACとの間でモメごとが多発してるのが背景にある。ブログサイトも自衛策としてこんなことまでしなきゃならないわけで、JASRACへの批判的な視線が増えている遠因になっているのかもしれません。

最近では、古典雅楽の演奏者へJASRACの職員が乱暴な電話をかけて使用料を回収しようとした、とネット上で話題になりました。表題の記事によれば、雅楽騒動については一件落着、といったところなんだが、この方も今回の騒ぎを大きくはしたくないでしょう。もともとはTwitterのつぶやきから広がった話で真偽不明だった。しかし、JASRACが謝罪してきたことで本当なのがわかったわけです。この「ガジェット通信」では、JASRACの「お詫び」から上手な謝罪の方法について考えている。さすがに手慣れてます。
はちま起稿
雅楽演奏に著作権料を求めたJASRACが謝罪!雅楽演奏家の岩佐さん「行き違いがあったようです」


Kenshiro Robot Gets New Muscles and Bones
IEEE Spectrum
お笑いなのかシャレなのか、という日本の「最先端」ロボット技術なんだが、これのキモは普通のスニーカーを履いてるところです。人体の不思議展っぽい部分はそれほどじゃない。人間の技術ってのはまだまだ可能性に満ちている、のは「人工筋肉」が作れてない、とかから感じます。で、この腱志郎でも筋肉はワイヤー仕様。生物の筋肉ってスゴいなぁ、と思います。

コンテンツ制作者はもっと政治に近づかないといけない
クリエイティブビジネス論~焼け跡に光を灯そう~
政治、というと生臭い臭気を発していて、どうも近寄りたくない雰囲気がフンプンとしているんだが、そんなことを言っていても始まらない、というブログです。ソフトウエア、コンテンツ、といった表現行為にしても政治とは切り離して存在し得ない。人間、というものがそもそも政治的な存在だからです。政治に対する拒絶反応を取り除かないと、日本は本当の意味で「大人の国」にはなれないでしょう。

ソフトバンク、太陽光発電システム設置で「モバイルセット割」
ケータイWatch
人んちのまさに「庇」を貸して欲しい、という話です。母屋も取られちゃうんじゃないか、と心配。この特典、というか、無理やりユーザー獲得は「モバイルセット割」が3回線まで3年間、基本使用料が無料になる、というもの。誰得なのかは言うまでもありません。

新しいGoogle翻訳アプリ。使うにはカメラを向けて撮影するだけ
ギズモード・ジャパン
これは便利そうです。ただ精度が高ければ、という但し書き付き。Googleからの提供なので当面はAndroid用だけでしょう。あと、日中韓の画像データ以外にも、今回のアップデートではアイスランド、アフリカーンス、ウェールズ、ウクライナ、クロアチア、スロバキア、スロベニア、チェコ、マケドニア、ラトビア、リトアニアの各言語の手書き入力も利用できるようになったらしい。こっちの手書き入力って、どうやったらいいのか途方に暮れそうです。

「自分でやっていないことを、証明してみろ。無罪を証明してみろ」、iesys.exeの遠隔操作ウイルス事件で警察が何を言って自白強要したか判明
GIGAZINE
コレ、いわゆる「悪魔の証明」ってヤツです。あと、和尚さんと小坊主の寓話なんかも出てくる。警察の取り調べってのは、どうもオリジナリティがなさ過ぎます。またぞろ神奈川県警がおかしなことをやっていた、という話なんだが、警察の不祥事と報じられれば「おいまた神奈川県警かよ」と揶揄されてるのご存じでしょうか。逗子ストーカー殺人での不手際もあり、パワハラセクハラ続出でもあるんだから、久我県警本部長ナントカしてください。あ、今は選挙違反の捜査で忙しいのかな。

『るろうに剣心』ハリウッドでプレミア上映!青木崇高、大友啓史監督も万感の思い!
シネマトゥデイ
少し盛ってるんだろうが、日本でヒットした映画がハリウッドでも好評、という記事です。ホントだろうか。まぁ日本映画のための映画祭なので、そうなるんでしょう。LAで金をだまし取られたことのある監督が「凱旋」した、という話のほうがおもしろそうです。

漫画風の写真アプリ「オタクカメラ(無料)」 : 『漫画カメラ』の本命対抗馬、遂にあらわる!? 無料Androidアプリ
OCTOBA
最近この手の「写真マンガ風アレンジアプリ」の画像がSNSなんかに出てきて食傷気味なんだが、なんか本人受けもいいところです。自分で思ってるほどおもしろくないですから。で、これはAndroid用にも新しい同様アプリが出てきた、という記事。過去に撮った写真も加工できるそうです。

FCC(連邦通信委員会)がFAA(連邦航空管理局)に機内でのモバイル機器使用の公認を要請
Tech Crunch 日本版
ちょっと前に比べると、機内における電子機器の使用が緩和されてきてるんだが、これって本当に安全なのか、という記事です。航空行政にはいろんな圧力がかけられているようで、安全性を犠牲にして屈してるのでは、というわけ。CAが見えないところでこっそりオンラインゲームしてる人も少なくないようで、それで落っこちたらどうするんだ、と思う。ゲーム中毒者に道連れにされるのは嫌です。

ロールスロイス、アール・デコ仕様の特別モデルを日本初公開…価格は5400万超
レスポンス
だいたい、マスコットである「スピリット・オブ・エクスタシー」自体、デザインがアールデコです。これは鉄製で一個ずつ手作り。この動画に詳しいです。このマスコットにはいろんな逸話があるんだが、それはともかくクルマってのは凝り始めるとキリがない。政権も代わる日本ではいったい何台売れるんだろう。


アゴラ編集部:石田 雅彦


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