もしもボクが文化大臣だったらw --- 中村 伊知哉

2013年01月01日 07:00

念仏のように繰り返す「文化省を作ろう」です。

文化庁と、総務省と経産省のIT部門、知財本部とIT本部を足したものです。
初代大臣はオノ・ヨーコさんです。


「ハコはええから中身を考えろ。」というご批判もいただいております。そうですね、政策はオノ・ヨーコさんが考えるものですが、それだけだと無責任なので、もしもぼくが大臣だったらこうかな、というのを挙げてみます。数値目標と予算額はまたの機会に。
コレをやれ、コレをやるな、というコメント歓迎。

基本政策:文化により誇りを持ち尊敬される国の形成。

  • 文化を生産する力の底上げと発信・流入の活性化
  • 文化政策資金の増強と若年層への政策資源の重点配備
  • 世界一の情報通信基盤の整備と利用能力の涵養
  • 国民、産業、学界と文化政策の連携強化

個別政策

  1. 文化産業政策の強化:日本をコンテンツ産業の本場にする
    ・コンテンツ産業の法人税撤廃
    ・電波利用料のコンテンツ制作への使途拡充
    ・コミケ、ニコニコ超会議、初音ミク及びそれに類するものの奨励及び外敵からの保護

  2. 文化通商外交の強化:海外への情報発信量を増大させる
    ・日本コンテンツ向け海外メディア枠の確保
    ・海外の日本コンテンツ輸入規制撤廃推進
    ・コンテンツ、自動車、ファッションら総合輸出策の支援(経産省、国交省らと連携)
    ・人気ウェブサイトの多言語翻訳無料化

  3. 文化教育の強化:情報生産力を養う環境を整備する
    ・音楽・図画工作の授業倍増 (教育大臣と連携)
    ・子ども創作表現活動拠点の全国整備
    ・国際的なコンテンツ大学院の重点整備 (教育大臣と連携)

  4. 従来型文化行政の転換:著作権政策と芸術伝統文化保護策を刷新する
    ・著作権バーチャル特区の設定
    ・デジタル著作権法案の策定
     ・業界補助金の縮小と文化バウチャーの創設
     ・文化寄付優遇税制の創設

  5. IT利用政策の強化:利用面の遅れを挽回する
    ・デジタル教科書の整備(教育大臣と連携)
    ・NHKネット配信の義務化
    ・ネット選挙の推進
    ・全省庁・自治体のオープンデータの推進

  6. ポスト・インターネット政策の構築:次世代IT基盤の整備と開発を推進する
    ・全国の学校の先端情報基地化
    ・スマートシティー、スマートグリッド、デジタルサイネージの全国整備
    ・電波政策、IT研究開発、IT標準化政策の総点検

  7. 政策形成手法の改善:オープンでソーシャルな手法を構築する
    ・世界的文化/IT関係者による政策評価機関の設置
    ・国際的文化政策ラウンドテーブルの常設
    ・ソーシャルメディアによる政策参加手法の試行
    ・ポリティカルアポインティと専門家登用の強化

編集部より:このブログは「中村伊知哉氏のブログ」2012年12月31日の記事を転載させていただきました。
オリジナル原稿を読みたい方はIchiya Nakamuraをご覧ください。

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