アルジェリア人質事件で対イスラム多面戦争の恐れ

2013年01月18日 13:13

アルジェリアで起きているイスラム過激派による外国人拉致誘拐事件なんだが、アルジェリア政府が武力突入したらしく、人質を含む多くの人命が失われた、という報道も出ています。日本政府が把握している日本人人質3人のうち2人が脱出した17人のうち7人の無事が確認された、との話もあり、現地から入ってくる情報はかなり錯綜している。
この「中東の窓」では、アルジャジーラの記事をもとに状況を説明しています。さらに、日本メディアや英仏のメディアなどからの報道参照を推奨。アラブ系メディアからだけだと情報に偏りも出てきそうです。


当コーナーでも二日前に紹介したとおり、今回の事件の発端は、フランスのマリへの武力介入、と言われていて、玉突き状態であちこちにテロが飛び火し始めている。表題ブログでは、テロや人質誘拐に断固とした姿勢をとりたかったアルジェリア政府の気負いと勇み足を批判しつつ、背景を考えると強行策もやむなしだったか、とやや理解を示しています。ようするに、アルジェリア政府と今回の首魁であるイスラム過激派リーダーとの戦いは長く激烈なものであり、そうした過去の経験から強い姿勢を取らざるを得なかった、というわけです。さらに、今回のテロ組織とは別に本家があるようで、そっちのほうが対抗意識を燃やしてより過激な行動に出るのでは、と危惧している。

どうもアフリカ内陸部の状況は混迷の度を増しているようで、フランスのマリへの武力介入といい、今回の事件といい、欧米がイスラムとの泥沼の戦いに引きずり込まれる可能性も大きい。リビアのカダフィ大佐、という一定の「重し」がなくなり、イスラム系組織が活性化したとも考えられます。ようするに、欧米はイスラム過激派への「番犬」を自ら殺してしまったことになる。

また、リビアから流出した武器がアフリカ内陸部の組織を強化しているのでは、と言う情報もあります。さらにうがった見方をすれば、アフリカを意図的に混乱させているのは、アジアへの過度な注視を避けたがっている中国なのかもしれません。イランやシリアなど中東情勢も解決の糸口が見えない中、欧米がアフリカに足を取られていると、中国が動きを活発化させるなど、大変なことになりそうです。
※追記:アルジェリア軍が人質搭載車両を誤爆か、という情報、さらに米国がマリへ侵攻したフランス軍を間接支援する、との情報が入ってきました。
木村正人のロンドンでつぶやいたろう
アルジェリア人質事件の動機はアルカイダ系分派組織の功名心か 裏目に出たアルジェリア政府の強行策


中国オタク「そうか、あの技は孤独のグルメが元になっていたのか」
「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む
「おら、ハードボイルドだど」という懐かしいセリフ(内藤陳)は、どこか「ワイルドだろう」に通じるものがあるんだが、久住昌之の原作、谷口ジローの漫画によるハードボイルドタッチの『孤独のグルメ』が最近、話題です。大河ドラマ『八重の桜』にも出てる松重豊主演でテレ東系テレビドラマになったこともある。原作のキャラより少し線が細いか。しかし、原作自体は1994~1996年の雑誌連載なのでかなり古いです。このブログでは中国でもドラマが人気、と紹介。関節技の一つ、アームロック(チキンウイング・アームロック)について納得、と反応した中国のネット住民が興味深い。「それ以上いけない」……。

見た目はガラケー、中身はiPhone!90年代の携帯にプレイバック?
GIGAMEN
どうも「フタ」がないと落ち着かない、という人には朗報です。確かにガラケーという「異物」は懐かしい。アンテナ状の突起がないと、電波がよく飛ばないんじゃないか、という気もします。個人的には最初に買った携帯が、NEC製の二つ折りタイプでした。あれは1992年くらいのことだったかな……。バブルは遠くなりにけり、ですな。

『ヱヴァQ』が興収50億円を突破!100館規模の追加拡大公開も決定!
シネマトゥデイ
これはかなりの大ヒットです。50億円以上、というのは最近の邦画でもかなりの額。ジブリアニメの『コクリコ坂から』や人気の『ポケモン』シリーズも40億円台の前半か半ばくらい。邦画の当たり年だった2010年のジブリアニメ『借りぐらしのアリエッティ』が100億円に届くかどうか、という感じだったので『エヴァQ』もそのへんが目標になりそうです。こないだエヴァフリークの人間と話してたら「エヴァは『巨人の星』的なエディプスものの一種」という論評が出た。なるほどな、という感じです。

$17,000 Linux-powered rifle brings “auto-aim” to the real world
Ars Technica
相変わらず米国では銃の規制が話題になってるんだが、これは長モノの特定のライフル銃につけるスコープ、照準機に画期的なものが出た、という紹介記事です。Linuxで動作するらしい。どんな下手っぴでもスコープをのぞいて標的に照準を合わせると、正確に当たるポイントまで追随し、照準が合った瞬間を記憶して弾丸が発射される、というシロモノ。だから、射手は標準を追い続けなければならず、いつ発射されるのかもわかりません。しかし、こんなのが出てきたらスナイパーの育成訓練なんて必要なくなりそうですね。

「噴飯」という言葉はこの為にある・・・政府ファンドで50兆円の外債購入
人力でGO
これが「Bloomberg」の記事なんだが、日本の安倍首相は「米国の無二の親友」と書いています。自民党は50兆円以上にもなろうかという外債、つまり米国債購入のファンドを設置しようとしているらしい。一説によると、金額はその倍になる可能性もある、と言われています。こんなに外債を買っていったいどうするのか。さらに、円安はどこまで進むのか。ちょっと予断を許さない状況です。

買い物体験が大きく変わる?!「オムニチャネル・リテイリング(Omni Channel Retailing) 」による小売革命
ソーシャルメディアマーケティングラボ
どうもよくわからない言葉なんだが「デジタルとリアルをシームレスにつなぎ、顧客ロイヤルティを獲得・向上させるための顧客接点」らしい。なんじゃらほい、という感じです。現場の小売やネット通販、SNS情報などの多種多様な顧客情報を「統合」するんだそうで、この「オムニ(Omni)」という言葉は英語の接頭語の一種。全方向へ回転する「オムニホイール」や全能という意味の「オムニポテント」、さらにユニバースの上位概念である「オムニバース」なんて言葉もあるように「全」とか「総」といった意味合いがあるらしい。つまり「オムニチャネル」は「チャネル」を統合するわけです。双方向やクロスチャネルじゃない、というだけで、いったい何が新しいのかよくわかりません。

上質な映画には良質な音楽がある。有名作品からミニシアター系までロックな映画サウンドトラックを大特集!!
Qetic
ジャケ買い、という選択肢を多用する人も多いと思うんだが、これがけっこう当たります。ジャケットがいいCDは、中身の音楽も悪くない、という経験則がある。この記事では、映画のサウンドトラックを紹介。いい映画のバックグラウンドミュージック、特にロック系を取り上げている。個人的には映画『バニラ・スカイ』とライアン・ゴズリング主演『ドライブ』がいい。

スバル初のハイブリッド搭載「インプレッサXV」が今夏発売へ!
clicccar
もう猫も杓子もハイブリッドなんだが、こないだ会話した某ディーラーの人間に言わせると「そのうち廃車や交換時期がきたバッテリーが大きな環境問題を引き起こすだろう」と懐疑的でした。これは、トヨタの強い影響下にあるスバルがトヨタの技術に自社の改良を加え、水平対向エンジンとモーターのHVを出す、という記事なんだが、競合も多くかなり苦戦を強いられそうな予感。米国やカナダでは人気あるから、そのあたりに注力するのかもしれません。

今も聞こえるボロモウケの唄、安倍バブルで個人投資家 ID:4RkxcxB00 さんの資産も4億円リーチ
市況かぶ全力2階建
Twtterや巨大掲示板あたりで盛り上がってる投資ネタを紹介するブログなんだが、景気がいいことおびただしいです。億単位で儲けた、という話がゴロゴロある。夏の参院選あたりまで状況はそう変わらないようなので、うまく逃げ切れればいいでしょう。景気のいい話があれば、逆に梃子の反作用で大金を溶かした人間もたくさんいる。それが現実だと思います。

第一線のテクニカルライターは部品発注削減のニュースをどう見たか
MACLALALA2
アップルがiPhoneの部品の発注数を半分にした、というニュースについて、技術系のライターがTwitter上で交わした議論を紹介しているブログです。決算発表をひかえての株価操作の可能性がある、とか、スティーブ・ジョブスがいなくなったアップルがいかにヒドい状態か大げさにアナウンスしようとする勢力(アナリスト?)がある、とか。喧々囂々、侃々諤々だ。アップルについての話題は良くも悪くも注目を浴びるということです。


アゴラ編集部:石田 雅彦


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