iPhone5が出たのが2012年の9月でした。もうじき半年、ということで改変スパンがどんどん短くなってるデジタルデバイスとしてはそろそろ次が出そう。サムスンのAndroidスマホが急伸してるんで、二強時代のアップルも負けていられない。新機種の戦略は当然、世界の注目を集めています。
この「ギズモード・ジャパン」では、廉価版のiPhone騒動について書いています。アップル幹部が「廉価版はない」と発言したロイターのネット記事が、なぜか削除された、ということで憶測を呼んでいる。
一方、この「ITmedhia オルタナティブ・ブログ」では、iPhone5がそれほど売れない理由を解説。確かに個人的にも、iOSが改良されてるんだから旧機種のiPhone4Sから買い換える気にはなりません。ハード依存の時代はすでに過ぎ去った、というわけです。
取引先の液晶が減産、ということでネット上にはさまざまな憶測が乱れ飛んでます。そのあおりでアップルの株価が下げた、というわけなんだが、表題の記事では減産の理由が果たして売れ行き不振のせいなのか、それともウワサされる新型iPhoneのせいなのか、と書いている。
カリスマ不在で船頭多くして船山に上る状態なのか、どうもアップルが迷走気味です。OS的には一社単独なんで、Android連合軍に抵抗するのは大変でしょう。先陣を切ってたときはいいんだが、すでにハード的な差を出せなくなっているんだから当然。やはりここは「デバイスの画期的技術革新」こそ必要です。どうする、アップル。
ガジェット速報
アップル株、部品減産報道を受け一時500ドル割れ
「裏サンデー連載作家リレーマンガ」がヤバい
ネット世代の雑評論
大手出版社だからできる贅沢なwebマンガサイトです。マンガ家の囲い込みっちゅうか飼い殺しを維持するシステムの一種かもしれません。このブログでは当該のサイトをやや首を傾げつつ紹介しています。そもそも無料なんだから何も言えない。個人的にはこないだ廃刊になった『漫画サンデー』の裏サイトを作ったほうがいいんじゃないかと思います。新田たつお氏の『静かなるドン』は惜しいだろ。
小雪(コ・ユキ)が韓国で捕まりそうなんだがwwww
みそぱんNEWS
ネット住民は韓国ステマにやたら敏感なんだが、女優の小雪さんが第二子をナゼか韓国で出産、という報道が話題になってます。どうも面倒なことが起きた、と思ったら治療費支払い関係の相互の齟齬、単なる誤解だったそうです。韓国人ネチズンの反応は因縁つけられた、という感じで不快なんでしょうが、日本のネット住民にしてみたら一種の燃料投下みたいなもの。痛くもない腹を探られる、とはこのことだ。韓国モノにはご用心というわけです。
Mali Islamists gain ground despite French fighting
Washington Times
マリ侵攻はフランスのベトナムになるか、という記事です。フランスがアフリカ権益確保に躍起なんだが、イスラムゲリラによる内戦状態のマリへ本格的に介入を始めた。ソマリアも相変わらずなんだが、リビアやチェニジア、エジプトなど地中海沿岸部から内陸部へ次第に戦乱が波及しているようです。反近代西欧に対するアルカイダとイスラム勢力が、それだけ追い詰められている、ということなんでしょうか。それとも反転攻勢の狼煙なのか。このへん、ちょっと予断を許さない感じがします。
ソニー、水泳時にも使えるウォークマンを発売!お風呂でも役立ちそう ほぁ
はちま起稿
スポーツ用の耳懸け型の「防滴」なデジタル・ウォークマン自体は前からありました。それが完全に近い防水になった、ということで、これはいろんな用途に使えそうです。この記事では「耳栓にもなるし」と書いている。確かにジムで泳ぐとき、耳栓を忘れて不快な思いをすることも多い。これがあれば忘れないかもしれません。※追記:「スラッシュドット・ジャパン」によると、この機種からMacOSサポートが公式になされたらしい。背に腹は代えられない、というわけです。
電子書籍を使わない理由とは?
新刊JP
電子書籍については読む側、タブレット側が充実してきたんで、表面上は盛り上がってるように見えます。しかし、実際に読んでるヒトはまだまだ少ない。このアンケート調査は母数が少ないし、そもそも「新刊JP」っつーたぶん「紙好き」の多そうなサイト内でのものなので、ちょっとバイアスがかかってるのかもしれません。結果にもそんな影響が垣間見えるんだが「環境が整っていない」というのが大きいんじゃないかと思う。それは単に「まだコンテンツが少ないから使えない」というだけの話です。
クラウドファンディングは女性にお薦め?
SEO Japan
また何やら変な用語が出てきました。クラウドファンディング、っちゅうのは、ネット上に集まった多くの人間が金とか人力を提供して何かをする、ということらしい。大きな意味では、みんなで改良する、という発想のLinuxなんかも同じですね。金を集めることには限定しない言葉のようなんだが、基本的には資金調達の一種です。このブログでは、女性に適してるビジネス手法なんじゃないか、と提案。そういえば、学生向けのクラウドファンディングで女子大生が炎上、なんてこともありました。日本にも「女の子のためのクラウドファンディングサイト」と銘打った「GREEN GIRL」なんてのがある。コツコツやるのが女性の資質だとすれば、少しずつ地道にネット上で仲間を募る、というのもありなのかな、とは思います。
市販薬の充実で外来患者減?
看護師として気になったニュースや話題
「薬」というのはプラセボも含めて、いったい効くのかどうか、よくわからない点もあります。自分の治癒力がどの程度、発揮されているのかとか。風邪を治す薬などありません。薬は単に熱を下げたり咳を押さえたりするだけの対症療法的に助けるモノに過ぎない。このブログでは、外来患者が減ったのは市販薬が充実したせいか? という記事を紹介。「3時間待ち3分診断」などと揶揄されている医療なんだが、それは医師不足のせいだけじゃありません。街の個人経営の薬局薬店はどんどん減り続け、無味乾燥なドラッグストアチェーンが跋扈している。これで薬のネット販売が解禁になったら、病院へ行かないヒトがますます増えるんでしょうか。
H. P. Lovecraft’s Advice to Aspiring Writers, 1920
Brain pickings
後進に大きな影響を与え、SFホラーの先駆け巨人、とも言われるハワード・ラヴクラフトが作家志望者にアドバイスをしていた、という記事です。『クトゥルフ神話』や「コズミックホラー」など、彼の系譜は今の日本のライトノベルとかゲーム、アニメなんかの作家たちにも垣間見える。この記事では、広範な読書の必要性、語彙の重要さなどに加え、ノンフィクション、フィクションについての注意書きがおもしろい。竜頭蛇尾にならないように気をつけろ、とも言っています。
クリエイティブ・コモンズ・ジャパンの姿勢に抗議し、当ブログのトップページからクリエイティブ・コモンズ・ライセンスのアイコンを外します
見て歩く者 by 鷹野凌
これって、表現物などの著作権保護をしつつ一定のルールの下での二次使用を認める、というバナーをネット上のサイトなんかに貼り付けるツール、取り組みのことなんだが、よく見るとこのバナーが貼られているサイトも多いわけです。バナーが貼られているから完全に保護されるわけでもありません。しかし、なにかしらの抑止効果が期待できそう、ということで賛同しているヒトも少なくない。問題になってるのは、この「梅ラボ」というサイトとその作品です。アニメなんかの二次使用をコラージュし、アクリルなどで彩色などして作品を作っている。これが「グレー」かどうか、権利者が主張すれば裁判で勝つ可能性が高いんだが、表現行為との兼ね合いもある。もちろん、著作権保護の観点から、主催者自身が大っぴらに「グレー」発言するのはおかしい、という話です。
ネトウヨが保守を乗っ取った
異常な日々の異常な雑記
安倍総理がネットを活用して話題なんだが、ちょっとヒッキーでひ弱なイメージもあり、ネトウヨとの親和性が高いらしい。麻生副総理がアキバ系に愛されてる、とのウワサもあり、ネット住人たちが「保守化」して自民党支持になるするのもうなずけます。このブログでは、右も左もバカはバカ、と書いている。こうなると誰がバカかよくわからないんだが、ネットの中だけで充足し、リアルに充足できない層が増えているのは確かです。今の自民党の政策と同様、現実逃避の一形態なんだろう。
アゴラ編集部:石田 雅彦