人のせいにばかりして、感謝の気持ちの無い人は、幸せになれない --- 内藤 忍

2013年05月20日 09:47

誰しも、物事を自分の都合の良いように考えがちなものです。

例えば、仕事や資産運用がうまくいけば、自分には才能があるのではないかと勘違いを始めますし、うまくいかなくなると取引先が悪い、上司が悪い、あるいは相場が間違っている、と周囲のせいにするようになるのです。

しかし、これは考え方が逆なのではないかと思います。


うまくいったら自責、失敗したら他責、ではなく、うまくいったら他責、失敗したら自責と考えるのが正しい思考法です。

毎日が楽しく、自分の思った通りに過ごせている時、他責ととらえられる人には、感謝の気持ちが芽生えています。周囲の人や親にサポートしてもらい、今の自分が幸せに生きていられるという感情です。

逆に、思い通りにならない時や、辛く苦しい時は、周りのせいにするのではなく、自分の今までの行為に問題が無かったかと考えてみる。他責ではなく自責です。そこから、何か自分のできることが無いか考えれば、道が開けてくるものです。自己防衛をして他責にした瞬間、自ら変わることはできなくなります。

現実には、世の中のすべてのことは、人と人との相互作用から生まれています。したがって、良いことも悪いことも、100%自分の責任ではないし、100%他人の責任という訳でもないのです。自分と周囲の人たちとの相互作用です。軽重の違いはあってもそれに関わったすべての人に責任があるのです。

問題は、それを自分自身がどのように捉えるのかという、心の持ちようにあります。

幸せになっている人は、うまくいくと周囲の人のお蔭さまと感謝をし、失敗すると自分に足りないものは何かと努力する。ところが、不幸になっている人は、うまくいくと自分のせい、失敗すると人のせいにする傾向があると思うのです。

何でも自分の責任にして自分を追い込んでいく自責の人になる必要はありません。しかし、人のせいにして言い訳したり、自分を守ることばかり考えていても、結局は何も得られないということです。

感謝を忘れ、うまくいなかないと他人のせいにばかりしている人とは、誰も付き合いたいとは思いません。私もそんな人とは、男女問わず離れるようにしています。一緒にいても成長がありませんし、そもそも楽しくないからです。

そんなことに自分自身気が付いたのは、ほんのここ数年ですが、心の持ちようが変わると、人間関係も変わり、人生自体が変わっていくことを実感します。それに気づくきっかけを与えてくれた人には、感謝したいと思います。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2013年5月20日の記事を転載させていただきました。
オリジナル原稿を読みたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。


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