エジプトの大規模な反政府デモの背景

2013年07月01日 10:28

エジプトが反政府デモで大揺れです。6月30日には全国で1400万人がデモを起こしたらしい。いわゆる「アラブの春」では、エジプトの場合、ムバラク大統領が倒され、軍への反発とイスラム回帰派、それに対する批判といった情勢で2012年5月に大統領選挙が行われました。ムルシー大統領が選ばれて1年あまり。ムルシー政権が進めるイスラム化への反対勢力いわゆる「世俗派」が反政府デモを起こし、ムルシー支持派と国内を二分する議論になっている。「中東の窓」によると、エジプトは「内戦前夜」の様相を呈しているようです。ムルシー政権に対して支持と批判の勢力はそれぞれほぼ拮抗している。ここで紹介されている記事では、米国大使館が館員の家族を国外へ退去させた、と報じています。


表題のブログでは、イスラム化を進める現政権とそれに対する批判派という構図はトルコと同じ、と書いています。ムルシー政権はこうした「世俗派」からの批判に対し、アルカイダを含めたイスラム過激派の助けを借り、その割合がどんどん増え、結果、対立がいっそう激化している。こうした図式を俯瞰すると、両者どちらもその背後に欧米の影がチラついています。混迷し続けるシリア情勢が影響し、トルコの争乱と同じようにこれから中東各地へ飛び火し始めるのかもしれません。

スロウ忍ブログ
トルコに続き、エジプトでも世俗派による大規模な反政府デモが発生している様だが。


トルコ  デモ参加者批判でイスラム主義支持勢力を糾合するエルドアン首相の思惑
碧空
反政府デモ隊を強制排除し、トルコの情勢はいったんは落ち着きを取り戻したようです。しかし、いまだエルドアン首相に対する抗議活動は続いているようで、このブログによれば散発的にあちこちで小集会が開かれているらしい。熾火のように燻っている、という感じで、いつまた再燃し炎上するかわかりません。エルドアン首相は大統領を狙っていて、現在の首相の権限を削り自分が大統領になったときのために大統領の権限を増やすよう動いている、というニュースも紹介しています。彼は独裁者への道へ進み初めてるんでしょうか。

DVDの容量4.7ギガバイトを1000テラバイトに増やす技術が登場、その仕組みとは?
GIGAZINE
記憶媒体というのは日進月歩なんだが、メディアの互換製や価格などが問題になります。CDやDVDなどの光ディスクはまだまだ広く使われています。ドライブも多くの再生機器で現役中。しかし、サスガに容量が足りなくなってきている。この記事によれば、ほぼ既存のディスクを使って膨大な容量を実現する技術が開発されたそうです。

”トイチ”で借りる中国の銀行
墨と硯と紙と筆
中国のいわゆる「シャドーバンキング」について書いているブログです。怖いのは「仮に大型倒産が起きたとしても政府が『闇から闇へ』情報を葬り去るのでは」という部分。その一方でまだ依然として不動産の「バブル」が継続中とか。最後の部分も興味深い。習近平体制へ変わって間もないわけで、政権内の権力闘争が今の混乱気味な金融政策へ影響してるのかもしれないそうです。

犯罪精神医学者「小田晋」について。
どーか誰にも見つかりませんようにブログ
筑波大学で小田晋さんに会ったことがあります。やはりエキセントリックなところがあって神経質そうな感じでした。私生活はどことなく現実感のない雰囲気で学究肌の人ですね。「犯罪心理」という分野は奥が深い。多面的にみていかなきゃならないとは思うんだが、実のところ案外、単純な話だったりします。角田美代子容疑者が起こしたとされる尼崎の事件、小田さんが分析したらどういうことを話してくれるんでしょうか。


アゴラ編集部:石田 雅彦


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